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ISBN 10 : 4499228328
Content Description
独ソ戦の帰趨を決した冬の戦車戦!ソ連の中枢を前にして、ドイツ国防軍に初めての大きな危機が訪れた。独ソ戦開始以来、驚異的な戦果をあげつつ進攻を続けていたドイツ軍は1941年の秋、「タイフーン作戦」を発動し首都攻略に乗り出した。しかし、秋雨にぬかるむ悪路と、早くも襲ってきた冬季の酷寒、そして緒戦の雪辱を晴らすかのような赤軍戦車部隊の活躍に阻まれ、ドイツ軍は苦戦を強いられる。苛酷な戦闘の内情が、ソ連軍内部資料によって明らかに。日本初公開写真・資料を多数掲載!写真117点、カラー塗装図収録。
目次 : 第1章 ドイツ国防軍の進撃(独ソ両軍の計画/ 1941年9月30日〜12月5日のモスクワ方面での戦闘の推移/ 赤軍戦車部隊)/ 第2章 モスクワ防衛戦におけるソ連軍戦車部隊(モスクワ防衛戦初期の戦車部隊の活動(1941年10月2日〜15日)/ モジャイスク防衛戦主防御線とカリーニン―トゥーラ地区での戦車部隊の活動(10月16日〜30日)/ 11月1日〜15日の戦車部隊の活動/ モスクワ近郊での戦車部隊の活動 ほか)/ 塗装とマーキング
【著者紹介】
マクシム・コロミーエツ : 1968年モスクワ市生まれ。1994年にバウマン記念モスクワ高等技術学校(現バウマン記念モスクワ国立工科大学)を卒業後、ロシア中央軍事博物館に研究員として在籍。1997年からはロシアの人気戦車専門誌『タンコマーステル』の編集員も務め、装甲兵器の発達、実戦記録に関する記事の執筆も担当。1999年には自ら出版社「ストラテーギヤKM」を起こし、「フロントヴァヤ・イリュストラーツィヤ」誌を2000年から定期刊行中。最近まで内外に閉ざされていたソ連側資料を駆使して、独ソ戦の真実に迫ろうとしている。著書『バラトン湖の戦い』は大日本絵画から邦訳出版され、『アーマーモデリング』誌にも記事を寄稿、その他著書、記事多数
小松徳仁 : 1966年福岡県生まれ。1991年九州大学法学部卒業後、製紙メーカーに勤務。学生時代から興味のあったロシアへの留学を志し、1994年に渡露。2000年にロシア科学アカデミー社会学・政治学研究所付属大学院を中退後、フリーランスのロシア語通訳・翻訳者として現在に至る
斎木伸生 : 1960年東京都生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士課程修了。外交史と安全保障を研究、ソ連・フィンランド関係とフィンランドの安全保障政策が専門。現在は軍事評論家として、取材、執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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