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ヨーロッパとゲルマン部族国家 文庫クセジュ

マガリ・クメール

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560510285
ISBN 10 : 4560510288
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

最新の研究成果を盛り込み、古代末期から中世初期の動勢に展望を与える。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • バルジ

    文明と野蛮の間で相互作用によりローマ化したゲルマン部族(蛮族)を簡潔に語る。あとがきに書かれているように本書はフランスで一定の知識を持った読者層を相手位にしているため難解な箇所も少なくない。しかしローマ帝国と帝国を取り巻く「蛮族」の関係は決して一方的ではない相互作用であったことがよく分かる。蛮族達は自身をローマ帝国の普遍的なヒエラルキーの中で位置づけられる事を望み、またローマ人たらんとした。一方のローマ帝国はローマ人だけでは補えない兵力に対し積極的に蛮族を徴募、こうした結果普遍的な「ローマ」世界展開する。

  • Hiroshi

    3世紀から8世紀にかけてのゲルマン民族の動きを見ていく本。2010年の出版。最新の科学的根拠によりゲルマン民族大移動は否定する。ローマ人と接触することによって自信の民族的アイデンティティができたとしている。蛮族は農業や牧畜をしていた。ローマはライン川・ドナウ川をリーメスとし、東はササン朝と対峙していた。3世紀中頃に西のリーメスにゴート族が現れた。戦利品が目的であった。同じ頃ローマ及びその属州で病疫があり人口が減った。そのため皇帝の慈悲により属州に定住する蛮族達がいた。また傭兵として軍務に就く者も出ていた。

  • Joao do Couto

    ゲルマン系部族の歴史は意外と本が少ない。ローマ帝国末期に組み込まれているからなのだろうか。同書はゲルマン系部族の移動と国家形成を丹念に追っている。スペインを支配した西ゴート王国については記述は少ないのは残念だが、考古学的調査から文化面に触れていたり、統治についてもある程度の見通しを付けていたりして、非常にわかりやすかった。とにかく、いくつかの章ではこれまでの歴史を考え直させるように語られており、この種の本としては出来が良いと思う。

  • 汲平

    西ローマ帝国崩壊からカロリング朝成立までの歴史がよく判らず勉強のため読みました。判りやすくて面白かったのですが、「理解」までにはもう少し読み込みが必要です。

  • Teo

    教科書の記述でゲルマン民族の大移動をイメージすると375年に一斉に蛮族がローマ帝国内に侵入して来た感じだが、当たり前と言えば当たり前ながらそれはじわじわと進行して行く。そこまではそうなんだろうなと思った。それにしても375年の暗記方法が「みなゴー」なので一斉移動の印象に拍車をかける。

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