マイケ・ファン・デン・ボーム

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世界幸福度ランキング上位13カ国を旅してわかったこと

マイケ・ファン・デン・ボーム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797673302
ISBN 10 : 4797673303
Format
Books
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
畔上司 ,  

Content Description

「幸せは心の中にある」。幸福を見失いかけたとき、この本に出会えて本当によかった。
──大草直子(『ミモレ』編集長、スタイリスト)

様々な世界の幸福度調査で低ランキングのドイツ。なぜ?と疑問に思ったアラフォーのドイツ人女性が、その答えを見つけるべく上位の13ヵ国に行ってみることに。各国の幸福学の専門家をはじめ市井の300人の人々にインタビューし、そこで悟った幸福の秘密を13の幸福の処方箋として構成。2015年ドイツのベストセラー。

【内容】
アイスランド 妖精の住む国 / 幸福の処方箋 1 幸せになりたい?
ノルウェー 豊かな国の“ヤンテ文化" / 幸福の処方箋 2 信頼という宝物
コスタリカ すべてが「プラ・ビタ! 」 / 幸福の処方箋 3 ひとりでは幸せになれない
デンマーク 日々の心構えはヒュグリー(心地よさ) / 幸福の処方箋 4 自由をわが手に!
スウェーデン 全体の中の一部であること / 幸福の処方箋 5 私たちは人間だ
スイス みんなが自由に行動できるために / 幸福の処方箋 6 しなやかな社会
フィンランド 湖の青、雪の白 / 幸福の処方箋 7 自然の中でエネルギーを補給しなさい!
カナダ 素朴な生活 / 幸福の処方箋 8 幸せな人は単純なことを大切にする
オーストラリア 生活をゆっくり楽しむ / 幸福の処方箋 9 今、この瞬間を生きること
パナマ ここが世界の中心だ / 幸福の処方箋 10 人生とはこういうもの
ルクセンブルク 多様性に満ちた小国 / 幸福の処方箋 11 生活にユーモアを!
メキシコ 極彩色の国 / 幸福の処方箋 12 人生の意義、生きがいを探す
コロンビア 毎日が恵み / 幸福の処方箋 13 私の幸せはあなたの幸せ

原題 「Wo geht's denn hier zum Glück?」

【著者】 マイケ・ファン・デン・ボーム ( Maike van den Boom )
1971年ハイデルベルク(ドイツ)生まれ。オランダで芸術療法(アートセラピー)の学位を取得。オランダに13年間、メキシコに2年間滞在。各国でマーケティング、コミュニケーション、および販売部門に勤務した。オランダとメキシコという幸福度上位の国々で計15年間滞在した後ドイツに戻るが、故国で「幸福な生活(特に労働)を阻む諸要素」に直面して以降、幸福というテーマに集中的に取り組み、各国で講演、執筆、コンサルタント活動を行う。今は「より良い幸福社会」構築に寄与することを使命とする。

【訳者】 畔上 司(あぜがみ・つかさ)
1951年長野県生まれ。東京大学経済学部卒。日本航空勤務を経て、現在ドイツ文学・英米文学翻訳家。

【著者紹介】
マイケ・ファン・デン・ボーム : 1971年ハイデルベルク(ドイツ)生まれ。オランダで芸術療法(アートセラピー)の学位を取得。オランダに13年間、メキシコに2年間滞在。各国でマーケティング、コミュニケーション、および販売部門に勤務した。オランダとメキシコという幸福度上位の国々で計15年間滞在した後ドイツに戻るが、故国で「幸福な生活(特に労働)を阻む諸要素」に直面して以降、幸福というテーマに集中的に取り組み、各国で講演、執筆、コンサルタント活動を行う

畔上司 : 1951年長野県生まれ。東京大学経済学部卒。日本航空勤務を経て、現在ドイツ文学・英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ロア

    幸福度ランキング上位の国と日本では根本的な部分が違い過ぎるし、そもそも何をもって幸福とするのかその尺度も人によって変わる相対的なもの。貧しいけれど家族と一緒に毎日ご飯を食べられて屋根のある家で眠れるだけで幸福を感じる人もいれば、何不自由無い暮らしをしているにもかかわらず日々漠然とした虚しさしか感じない人だっているのだから✳︎✳︎✳︎上位国の北欧やカナダなら大抵の日本人は幸福度が増すと考えられる。だが、ランキング上位とはいえパナマやコロンビアなどは日本人には耐えられないだろうと感じた。

  • りょうみや

    著者はドイツ人で各国との比較はドイツ基準となるので、そこは脳内補正が必要。幸福の基本は信頼できる人間関係なのだと思える。人同士だけでなくコミニュティや国そのものを信頼すること。それを実現するためには社会の歪みがなく、格差が少なくて、ある程度の生活が保証されていることが前提となると思える。また、誰もが全体の一部であること(共同体の意識)やヒエラルキーを避け誰もが人間として同等の価値を持つこと、そして今持っていることに集中すること、今を生きることなどアドラー心理学に重なる項目も多い。

  • すくすく

    ドイツの著者が旅した幸福度ランキング上位の国々の人へのインタビューをもとにした幸せの形の共通項を探る旅エッセイ。何もなくてもお金がなくても、家族と子供がいれば幸せ、自然に触れ合えれば多少不便でも幸せ、笑い合える友達がいれば幸せ、なんとかなるさと思えば幸せ。ドイツの人は勤勉で時間に正確過ぎてイライラしてしまう、過去の歴史の経緯からか自信が持てない、そうで日本との共通点もあるんだろうね。ちょっと慣れるまで読みづらいつくり

  • FuSa

    幸福な国で幸福であるために大切にされていることのインタビュー記録。幸福度の高い国は世界に散らばっているけど、その国の人達に話を聞くと共通項がたくさんあることを教えてくれる。エビデンスベースの本もいいけど、こういう市井の人の声が丁寧に集められた本もいいなと思えた。ただ、国ごとにエッセンスがはっきり分けられないがゆえに話があちこち飛ぶ。読むのには時間がかかる本。

  • y_u

    ドイツ女性ジャーナリストが幸福を探しに幸福度が高い各国を右往左往する。ドイツ人は肩に力が入り過ぎ、ルールにこだわり過ぎ等、色々言われ、少しからかわれている印象が残った。幸福度が高い国で共通しているのは、無理をしない、安定した人間関係、幸福で生きようという前向きさにありそうだ。また、幸福とは筋肉のようで、鍛えて得られるものという。自分が幸福なら周りも幸福という考えも素敵であり、経済的には発展していない途上国であっても、気持ちの持ちようである。自分も含め、他人の評価に一喜一憂するばかりでは上手く行かない。

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