黄龍士

中国最強の棋士といわれる黄龍士が、同時代１２人の強豪と、龍となり、虎となって、激しく、緩むことのない苛烈な闘いの碁を打った。その棋譜２３局を分析、解説して収録しました。

目次 : 対　周東候/ 対　盛大有/ 対　何闇公/ 対　卞〓（ひん）原/ 対　張継芳/ 対　謝友玉/ 対　〓（ご）瑞徴/ 対　張呂陳/ 対　朱嗣升/ 対　程仲容〔ほか〕

【著者紹介】
薛至誠 : １９５０年生まれ。黒竜江省囲碁チームの経験から、１９７８年〜１９８０年中国国家チームの研修に参加。囲碁雑誌『囲棋春秋』の編集記者を経て、現在、北京作家協会の会員。１９８４年から著作を発表、多数の著書がある。聶衛平九段との合作『我的囲棋之路』で全国優秀図書賞を受賞

マイケル・レドモンド : 棋士・日本棋院九段。１９６３年、アメリカ・カリフォルニア州出身。大枝雄介九段門下。１９８１年、入段。１９８４年、１９８８年大手合優勝、１９８７年留園杯優勝、１９９２年、新人王戦準優勝。２０００年欧米人初の九段に昇段。同年、テレビ囲碁番組制作者会賞受賞。２０００年、２００８年、ＮＨＫ囲碁講座講師

牛仙仙 : 棋士・中国棋院三段。黒竜江省ハルビン市出身。１９８２年中国高校の代表として初来日。中国の全国大会の個人戦、団体戦などで活躍。囲碁修業のため１９８９年に来日。現在千葉市内で指導碁の会を主催するなど、囲碁普及活動に努めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）