マイケル・ルイス(ノンフィクション作家)

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世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

マイケル・ルイス(ノンフィクション作家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163730905
ISBN 10 : 4163730907
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
追加情報
:
20cm,388p

内容詳細

世界中が好況に酔っていた2000年代半ば。そのまやかしを見抜き、世界経済のシステム自体が破綻するほうに賭けた一握りのアウトサイダーたちがいた…。「マネー・ボール」を超えた痛快ノンフィクション。

【著者紹介】
マイケル・ルイス : 1960年ニューオリンズ生まれ。プリンストン大学から、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに入学。1985年ソロモン・ブラザーズに職を得る。ちょうど、ソロモンが住宅ローンの小口債券化を開発した時期に立ち会い、その債券を売ることになった。その数年の体験を書いた『ライアーズ・ポーカー』で作家デビュー。金融ノンフィクションの古典となった。2008年のリーマン・ショックを引き金とする世界恐慌のさなか、この恐慌を予測して大相場をはった一握りの男たちのリストを入手

東江一紀 : 1951年生まれ。北海道大学卒。フィクションからノンフィクションまで、千差万別な原著を訳す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    中々最後まで読むのに悪戦苦闘したが、空売りでそこまで儲け抜けるのがすごかった。この行為の行き着く先がリーマン・ショックとか実際の経済に影響を与えるまでになるんだなぁ。マイケル・ルイスの話はマネー・ボールから経済のノンフィクションとしてとても面白く読めるから好きだな。

  • honyomuhito さん

    ダメだ、いくらなんでも9割型書いてあることの意味がわからない本読んじゃあ。 サブプライムローンの破綻を予想して大相場をはった男たちの話。予想をした男たちはみんな変人ばっかりだった、までは読めた。 面白くなくはないが、いかんせん私の稚拙な金融知識では理解が追いつきませんでしたとさ。そのうちもう少し金融の勉強して読み直すか。

  • R さん

    サブプライムローン、モーゲージ債とはなんだったのか、いまさらながらに教えてくれたような本でした。副題の通り、主役はその破綻に賭けた男たちで、それぞれの人生と人間性と生き方を掘り下げていて、興味深い一冊でした。濃い内容に満足しつつも、最終盤に語られた、ここに描かれた競い合った男たちは、それぞれ少なからず儲けを手にして舞台から去ったというのが大変興味深い。誰が負けたって、この場に立たず、ただ生きてた人かと思うと、怒りにも似たものを覚えました。面白かった。

  • かんやん さん

    低所得層向けのローンを組んで、それを債券化し、その中の劣悪なものを合成して売り捌く。更に保険をかける。ショート(空売り)というのは、ここでは保険を買うということ。格付け会社の無能・無責任にも驚くが、大手投資会社のトレーダーがどのような取引をしているのか、経営陣は把握せず、トレーダー自身が自分の仕事を理解していないという狂騒。ウォール街の社会主義者アイズマンの傍若無人ぶり、アスペルガー症候群で隻眼の投資家バーリの孤独。彼らの闘いに胸が熱くなった。遂に破綻が現実化したとき、紛れもない勝利なのに、あまりに苦い。

  • baboocon さん

    「腐ったウォール街を、売り叩く!」そんな台詞が思わず浮かんでくる、抜群の一冊でした。世界経済を大混乱の渦に巻き込んだ米国のサブプライムローンが破綻することに賭けて勝利を収めた数組のヘッジファンドマネージャー達を主役に描かれたノンフィクション。ウォール街の投資銀行の腐敗ぶり、格付機関の無能ぶり、空売りをしかけたマネージャー達の葛藤、が克明に描かれています。複雑なCDSやCDOといった金融派生商品の説明もわかりやすく、不透明な債券市場の相対取引の様子も垣間見ることができ興味深かったです。

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