マイケル・モーパーゴ

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世界で一番の贈りもの

マイケル・モーパーゴ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566050709
ISBN 10 : 456605070X
フォーマット
出版社
発行年月
2005年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16×16cm,36p

内容詳細

秘密の引き出しで見つけた1通の手紙。最前線で戦う兵士が妻に宛てたその手紙には、信じられないような出来事が…。第一次世界大戦中の1914年、前線各地で起こったクリスマス休戦の実話に基づいた物語。

【著者紹介】
マイケル・モーパーゴ : 1943年、イギリスのハートフォード州生まれ。ロンドン大学キングス・カレッジ卒業。小学校教師を経て作家となり、とりわけ児童文学作品を数多く発表。この分野で、現代イギリスを代表する作家としての地位を確立している

マイケル・フォアマン : 1938年、イギリスのサフォーク州生まれ。王立美術学校で学んだ後、イラストや商業デザインの仕事をしながら絵本を創作。1983年、ケイト・グリーナウェイ賞を受賞

佐藤見果夢 : 1951年、神奈川県生まれ。明治大学文学部卒業。公共図書館に勤務の後、絵本や児童文学の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちゃちゃ さん

    凍てつく大地、真っ白な霜が降りたクリスマスの朝。その奇跡は起こった。向かい合う両軍の兵士が塹壕から姿を現して握手をする。イギリス軍とドイツ軍、立場を超えて兵士たちは酒を酌み交わし語り合い、サッカーの試合に興じる。それぞれが願うことは同じ、故郷に残してきた大切な家族のもとに帰ること。その思いに敵と味方の違いはない。別れた後、輝く星空の下で両軍からクリスマスキャロルの歌声が響く。1914年、戦場の最前線で実際に起きたひとときの安息。偶然手にした一通の手紙がもたらした、クリスマスの「世界で一番の贈りもの」

  • 雪うさぎ さん

    銃声の響きではなく、クリスマスキャロルの歌声が響く世界を、誰もが願っているのに戦争は起きる。戦死した夫からの最後の手紙を、妻はどんな気持ちで読んだのだろう。そこに記された奇跡のような出来事は、妻の心を慰めたろうか。そこに喜びはあっただろうか。戦場で起こったクリスマス休戦。しかし、私はやはり悲しい。年月を隔てたクリスマスの日、年老いて呆けてしまった妻の元に、再び手紙が戻る。主人公を夫と思い込むシーンに胸が熱くなる。愛する夫が無事に帰ってくること。それこそが、世界で一番の贈り物ではないのかと、私は確信した。

  • ぶんこ さん

    第一次世界大戦での実話を基にした絵本でした。ドイツとイギリスの最前線でのクリスマスの日。ドイツ側から白旗が上がり、銃を持たない兵士たちが出てきて、共にクリスマスを祝おうとの提案。お互いの食料を分かち合い、サッカーをして一緒のひと時を過ごします。ドイツもイギリスも兵士たちには家族がいて、クリスマスには家族で祝いたかったでしょう。誰一人として、誰かを殺めたりしたくない。そんな叫びが聞こえるようでした。絵も素晴らしかったです。薄い本ですが、心にはあつく伝わる内容でした。

  • ユーさん さん

    こんな奇跡が起きるものなのだ、と感動。多くの言葉や説明は、要らない。全人類共通の「希望」である。

  • Rosemary* さん

    第一次世界大戦中のクリスマスにおこった奇跡の休戦。敵も味方も誰もが無事に家族のもとに元気に戻ることを願いともにクリスマスキャロルを歌いあい、ひと時の幸せを噛み締めた一生の宝物。そんな温かな気持ちを載せた手紙をみつけた青年が持ち主に届けた世界で一番の贈りもの。時空を超えた切ない奇跡にホロリ。絵も素敵☆

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