マイケル・クリコフスキ

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後期ローマ帝国史 I 帝国の勝利

マイケル・クリコフスキ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560098967
ISBN 10 : 4560098964
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
阪本浩 ,  

Content Description

新たな制度を打ち立てた、権力闘争と制度改革の時代。ハドリアヌスからコンスタンティヌス朝までの、衰退と見られてきた時代を、改革を試み内外の危機に対応した、勝利の時代として描く。

目次 : ハドリアヌス治世初期/ ハドリアヌス治世後半と後継問題/ 二世紀中葉の平和と戦争/ アントニヌス朝の終焉/ セプティミウス・セウェルスとライヴァルたち/ セウェルスの治世/ 後期セウェルス朝/ ユーラシア史とローマ帝国/ ゴルディアヌス三世からウァレリアヌスまで/ ウァレリアヌスと将軍たち/ 最後の軍人皇帝/ ディオクレティアヌス、コンスタンティヌスと後期ローマ帝国の創出/ 四帝統治の崩壊/ コンスタンティヌスとリキニウス/ コンスタンティヌス時代の帝国の構造/ コンスタンティヌスの帝国/ コンスタンティヌスの子供たち/ コンスタンティヌス、ユリアヌスと帝国の将来

【著者紹介】
マイケル・クリコフスキ : トロント大学でPhD取得。ペンシルベニア州立大学歴史学・古典教授、教養学部史学科長。古代ローマの特に2〜5世紀の政治史・制度史を専門とする

阪本浩 : 青山学院大学文学部史学科教授。東北大学大学院文学研究科博士課程退学。専門は古代ローマ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MUNEKAZ

    訳者後書きにもあるが、最近のローマ帝国本にしては珍しく社会史にも心性史にも触れない、どストレートな政治史本。2世紀〜4世紀にかけての皇帝とその統治が、かなり濃縮されて叙述されており、なかなかの読み応え。ただ焦点は統治構造の変容に絞られているので、読後感は意外とすっきり。騎士階級の台頭や皇帝を頂点とする官僚制といったのちのビザンツ帝国にも通ずるような体制の構築が、いかにして成し遂げられたか。キーマンとなる皇帝を挙げながら、最終的にはコンスタンティウス2世による完成までを追う。いつか出るであろう後編にも期待。

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