マイケルブラストランド

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もうダメかも 死ぬ確率の統計学

マイケルブラストランド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622088882
ISBN 10 : 4622088886
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 人生の始まり/ 乳児期/ 暴力/ 平穏無事/ 事故/ 予防接種/ 偶然の一致/ セックス/ 薬物/ 大きなリスク/ 出産/ ギャンブル/ 平均的なリスク/ 偶然/ 交通機関

【著者紹介】
マイケルブラストランド : 作家。ジャーナリスト。BBC Radio4のブロードキャスターでもある。英文学出身だが、数学について学ぶ

デイヴィッド・シュピーゲルハルター : ケンブリッジ大学統計研究所教授。専門はベイズ統計学。リスクの公的理解。英国王立統計協会会長も務めた

松井信彦 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヘラジカ

    確率に関して無機的に数字のみを挙げるのではなく、物語を付与することによって、単なる事実としての統計と感覚的に捉えられる統計を明快に対比している。可能性というものとの向き合い方を考えさせる良書。確率、殊に生命に関係するものは、感情の介在なくして見ることは不可能という視点が、この学問を身近なものにしてくれる。確率を蔑ろにして生活している人なんて稀だろうから、%がニュースや広告などに溢れている世の中だからこそ面白く読めるのだと思う。みすず書房にしてはキャッチーな邦題は死だけを扱っていないので誇張だろう。

  • DEE

    かなり真面目な確率論の本。それを身近な例で解説しているのがすごいところだけど、難しい部分も多い。 初めて知ったマイクロモートという単位。これで例えば危険度が倍になったという事例を具体的に想像できるようになる。 この世の中は確率という名の下に情報操作されている。健食業界なんかはこの辺をうまく利用しているから、消費者が見る目を養わなくてはいけない。 確率が全てを凌駕するかと思いながら読み進めての最後のいい意味での肩透かし。 確率というものをより分からなく、そしてより興味深くさせる内容。

  • Mark

    軽妙なタイトルに反して、内容は本格的な確率論です。様々なリスクケースについて、数字の意味することを面白く解説してくれます。流石は英国人、ジョークや皮肉を織り交ぜ、日本の研究者にはまねのできない文章だと思います。ある日に、外因(事故や事件など)で死ぬ確率をマイクロモート(Micro Mort) [μM]という単位で定義し、あるハザードで死ぬ「平均的な」リスクを横並びで比較。数字の議論を読んでいると(ハクション大魔王ばりに)数字に弱い自分は、混乱します。しかし、各章の結論は楽しく理解できた(と思います)。

  • パン太郎

    慎重、平凡、深く考えないというそれぞれ登場人物の一生を通してさまざまなリスクについて語られています。イギリスらしいお笑いがところどころにあり、私好みでした。興味があるならぜひ最後まで。ちょっとした面白いびっくりがあります。

  • K

    人生の様々な場面に伴うリスクを統計とか定量的な分析で解説する本。ユーモアに溢れていて読み物としては面白いのだけど…毎日その行為をしたとして1000年に1回くらいの確率で遭遇するかもというような(この本では事故や事件に遭う確率をそう書いたりする)危険に実際に遭遇したことがある人間からすると、その何十万分の1になったことがある人間の気持ち、その後の人生への影響なんて、わかんないんでしょうね、と思ってしまうのです。

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