マイク デイヴィス / 金田智之 / 比嘉徹徳

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自動車爆弾の歴史

マイク デイヴィス / 金田智之 / 比嘉徹徳

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309224732
ISBN 10 : 4309224733
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1920年ウォール街の荷馬車爆弾により始まった乗り物爆弾。手軽さと効果の甚大さによって、驚くべき普及と進化をとげた。その悪夢のようなエスカレーションをたどり、暗黒の現代史の深層に迫る衝撃作。

【著者紹介】
金田智之 : 東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程社会学専攻

比嘉徹徳 : 一橋大学言語社会研究科博士課程精神分析専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 自動車爆弾という「発明」が20世紀の世界へ与えた負の影響を、有名無名の数多の事件を通して辿っていく社会史。著者が「貧者の空軍」と呼称する自動車爆弾は、1920年、サッコ・ヴァンゼッティ事件に憤激したウォール街のアナーキストに始まり、2000年代に入って世界中に拡散し、紛れもなく現代世界を象徴する発明の一つとなった。

  • yooou

    ☆☆☆☆★ 国家対国家ではなく、体制と反体制の争いでは反体制派の強力な武器として自動車爆弾が生み出された。その技術と手法は進化を遂げ、最新鋭の武器で武装した軍隊に対抗しうるものになってきている。これは原理主義者たちの頑迷な抵抗だけではなく、力で圧倒しようとする体制側の弾圧にも原因があるということを鋭く指摘している。

  • midnightbluesky

    なぜこの武器が現在も有用されるか、という疑問を説明してくれる。

  • takao

    ふむ

  • えふのらん

    自動車爆弾の運用例。匿名性を持ちながら安価で、事後には必ず社会的影響力を約束するという、何でもありな凶器を個人、組織犯罪の区別なく紹介しているのが面白い。ウォールストリート爆破の記述があるかと思えば、バス学校爆破事件について語られたりと歴史を縦横無尽に駆け巡る様子は一種のフェチズムを感じさせるほど。政治、思想的な背景や社会問題で視点を統一しようとする作品ではないので、読み切るのにやや体力が必要だった。

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