Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• kinkin

  読了日：2025/07/20

  観葉植物を育てているので参考に読んでみた。育てるのは初めてではなく何度も失敗や挫折を繰り返しているけれど。様々な種類がある。観葉植物といえばポトスや、アイビーというところが普通だったが、メルカリやオークションサイトを見ると小さなポットに入った植物が数千から数万円で売られている。安い方でもっと高価なのもあるらしい。植物の栽培の歴史や、人工交配や遺伝子操作で生まれた品種のこと、プラントハンターのこと、乱獲による絶滅危惧種について他書かれている。気になるのは開店祝いの定番、胡蝶蘭はその後どうなるのだろう？

• 鯖

  読了日：2022/12/17

  挿し木や接ぎ木で増やすことが多いので遺伝的多様性がないとか、土壌に泥炭を用いることが多いので環境破壊につながるとか、かなり耳の痛い話である。…私はアジサイを葉挿しで増やして花を咲かせるとこまでもってくのが趣味。まあでもそんなこと言ったら人の欲望にはキリがないのでしょうがないよな…。家畜もそうだし。ハイドロ栽培されたゴムの木と自然界での朽ちてるのか元気なのか定かですらなく、幹が橋みたいになってるもんのすごい巨木っぷりな写真が並べてあったのが印象深かった。

• 真夜中

  読了日：2024/06/26

  最近は植物にもっぱら興味がありこの本を手に取った。生物学的な植物の学問よりも史学的なアプローチ？の人間と植物の関わりについて興味があります。 これから読みたい本はプラントハンターの歴史についてなど。

• ぞだぐぁ

  読了日：2022/10/21

  今日では一般的になっている屋内で植物を飾る事の歴史から、その様に用いられる植物に関する問題について現在進行形の事まで。 植物が飾ってあるとエコっぽいとかそんなイメージだけど、クローン株で増やすことが多いから遺伝的多様性を守る事はできず、増やすために泥炭が多用されるも泥炭地が掘り起こされる事により二酸化炭素が放出されると言うような事も分かり、問題の広さに驚いた。

• 茅野

  読了日：2023/08/28

  同シリーズ13冊目。今回は植物の種ひとつにフォーカスするのではなく、少し変わった切り口。 基本的に著者の視線は否定的で、まあ植物学者から見たらそうかー、というところ。ヴィクトリア朝のロンドンの空気は悲惨だったとはよく聞くけど、植物が枯れまくるレベルって逆に凄いまである。理解できる範囲で、環境学的なデータも見てみたい。 わたしも昨年から鉢植え植物（オレンジ）を育てるようにはなったものの、そういえば室内には置いていないな。

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