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エコ-・パ-ク 下

Michael Connelly

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062766289
ISBN 10 : 4062766280
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

これぞ警察小説の真骨頂!
崩れゆく、刑事の誇り
執念と信念を武器に男は真実に迫れるか?

ボッシュが探り続ける未解決事件は、ホシとにらむ男とは別人が自供した。初動捜査のミスも浮上し、苦悶するボッシュ。さらにパートナーのライダー刑事に悲劇が襲う。事件が急展開を見せるなか、自宅待機を命じられた彼はFBI捜査官レイチェルとともに動き出すが……。警察小説の頂点に君臨する傑作シリーズ。

Content Description

ボッシュが探り続ける未解決事件は、ホシとにらむ男とは別人が自供した。初動捜査のミスも浮上し、苦悶するボッシュ。さらにパートナーのライダー刑事に悲劇が襲う。事件が急展開を見せるなか、自宅待機を命じられた彼はFBI捜査官レイチェルとともに動き出すが…。警察小説の頂点に君臨する傑作シリーズ。

【著者紹介】
マイクル・コナリー : 1956年、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、フロリダやフィラデルフィアの新聞社でジャーナリストとして働く。彼の手がけた記事が、ピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンゼルス・タイムズ紙に引き抜かれる。「当代最高のハードボイルド」といわれるハリー・ボッシュ・シリーズは二転三転する巧緻なプロットで人気を博している

古沢嘉通 : 1958年、北海道生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ジェフリー・ディーバーの面白さを手塚治虫...

投稿日:2010/04/19 (月)

ジェフリー・ディーバーの面白さを手塚治虫に例えるなら、マイクル・コナリーのそれは、サスケや、カムイ外伝を書いていた頃の白土三平に例えたいような、そんな抜群のリーダビリティを持っている傑作シリーズ(ボッシュ・サーガというべきか、LAサーガというべきか)の(日本での)最新刊。例によって、不屈の(正しい)ヒネクレ者、ハリー・ボッシュが声無き犯罪被害者の声を拾い上げるべく戦いに挑みます。早川ミステリマガジンの本年7月号?にコナリー特集が予定されているとのこと。これも楽しみです。

nasso さん | 岩手県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy

    エコー・パークはLAに実在する街の名でなぜタイトルに冠したのか?FBI捜査官だったエレノアと共同で捜査するシリーズ第1作『ナイトホークス』の原題と同様に“Echo”という単語を使用したのは本作でFBI捜査官レイチェルと捜査する構造ゆえに同じ“Echo”という名を冠したと私は思いたい。そして事件の真相はまたも衝撃的だった。コナリー作品は人と人の間には絶対はないと思わされる。特にボッシュは悪に対する強すぎる憎悪が周囲の人を慄かせるから、彼が真剣になればなるほど人が離れていってしまうという皮肉を生み出している。

  • ケイ

    訳者のあとがきを読んで反省。これからコナリー新作が出れば必ず買います。大御所すぎると翻訳する必要が無いかもと出版社が考えるとは思いもしなかったが、確かに新しい作家を紹介したいというのは一理ある。リンカーン弁護士のすぐあとに再読してよかった。この金持ち一族の弁護士のつまらなさが想像出来てクスッと笑えたし。コナリーからファンへのサービスかも。司法取引をこういうふうに利用することをテーマにするなんて、感心するばかり。読めば読むほど面白いコナリー。どんどん書き続けてほしい。

  • 紅はこべ

    米国のミステリは小説でもドラマでも里子として家庭を転々とした経歴の連続殺人犯というのが定型であるな。本作ではどんな家庭に育っても、悪の道に入っちゃう人間性の絶望を感じた。

  • セウテス

    ハリーボッシュシリーズ第12弾下巻。後半に入り、更に読むスピードは加速する。ボッシュはFBI捜査官のレイチェルと、逃亡した殺人犯レイナードを追い続ける。しかし、奴はまたしても若い女性を、ワゴン車にて連れ去る事件を起こす。話の展開が二転三転するのは良いことだが、それ以上に私の予測が追いつかない。結論から言えば、犯人逮捕と真相の究明はラストに同時にして貰いたい、という希望はある。しかし、それを裏切ってまでも、犯人の意外性に集約されていく驚愕の作品だ。単なるハッピーエンドに終わらない所も、私にしては珍しく納得。

  • KAZOO

    相棒はどうやら一命を取り留めたようですが、もうコンビを続けることができなくなって今度は別の相棒を探すことになるのでしょうか?この下巻では最後にはやはり犯人とその片棒を担ぐ人物は死んでしまうという決着です。また、FBIの女性とも別れていきます。いよいよ最後に近くなっているのでしょうか?

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