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あたしが乗った列車は進む 鈴木出版の児童文学

ポール・モーシャー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784790233428
ISBN 10 : 4790233421
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

うそじゃないのかも。もしかして、太陽はどこかでかがやいてるのかも。家を見つける前に、家族を見つけた。

【著者紹介】
ポール・モーシャー : アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス生まれ。作家。二人の娘の父親。『あたしが乗った列車は進む』がデビュー作

代田亜香子 : 立教大学英米文学科卒、翻訳家。主な訳書に『ウイッシュガール』(作品社)、『世界名作シリーズ あしながおじさん』(小学館ジュニア文庫)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あたびー

    カリフォルニアからシカゴまで、何日もかけて列車の旅をする緑の髪の「あたし」。相当辛い生い立ちのせいで人と素直に相対することができないけど、優しい心の持ち主だし、生き抜く力と知恵を持った人物だということが、狭い列車の中の限られた人々との触れ合いからも伝わってくる。彼女が嘘をついたり万引きをしたりしても見捨てずに見守ってくれる人たち、淡い初恋、ギンズバーグの詩との出会い。この先もきっと辛いことがあるだろうけれど。

  • カタコッタ

    アメリカは広い。ひとりアムトラックに乗った緑の髪の女の子の物語。数日間のシカゴまでの旅は、言葉に出来ない悲しさを背負う主人公を12歳から13歳にし、淡い恋も経験し、持ち前の賢さで詩人としての才能を開花させる。母親の遺灰を散骨し、列車の警笛を鳴らしながら叫ぶ。ロードムービーを一本見た様な感覚。長い詩の様な小説。翻訳が見事と言わざるを得ない。YA向けだろうが、多くの年代の人に読んで貰いたい。涙涙だけでなく、そこから始まる希望が感じられる。☆5。

  • えりまき

    いっしょに暮らしていた祖母が亡くなり、カリフォルニア州パームスプリングスからシカゴに向かう髪を緑に染めたライダーが乗った長距離列車の3日間の物語。母はドラッグ、祖母はタバコが死因。監視役のドロシア。ボウイスカウトの男の子たち。クロスワードパズルに夢中な老人。車内販売のニール。

  • らびぞう

    アメリカ アムトラックの長距離列車に乗って、カリフォルニアのパームスプリングスからシカゴへ向かう、12歳の「あたし」。育ててくれていた祖母が亡くなり、シカゴに住み祖母の兄の元に行くこととなった。その列車内での3日間を描いている。読み進めていくと、「あたし」の生い立ちがわかってくる。また、髪の毛を緑色に染めている訳も。そうして、列車内で出会った人々によって、「あたし」に変化が訪れる。きっと大丈夫。人々の触れ合いに、胸がキュンとなる。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    12歳の孤児の女の子ライダーが、親せきと一緒にすむために、長距離列車で旅するおはなし。長い旅の時間の中で知り合う人々との触れ合い、孤児になった経緯などに触れながら、ライダーが前を見て歩んでいる姿を知ることができる。【知らない世界をのぞくー旅の向こうに見えるものは?】 

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