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ロマン主義のレトリック 新装版 叢書・ウニベルシタス

ポール・ド・マン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588099960
ISBN 10 : 4588099965
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 ロマン的イメージの意図的構造/ 第2章 ヘルダーリーンの詩におけるルソーのイメージについて/ 第3章 ワーズワスとヘルダーリーン/ 第4章 摩損としての自叙伝/ 第5章 ワーズワスとヴィクトリア時代の人たち/ 第6章 汚損されたシェリー/ 第7章 ワーズワスとイェイツにおける象徴的風景/ 第8章 イェイツにおけるイメージとエンブレム/ 第9章 抒情詩における擬人化と比喩/ 第10章 美的形式化―クライストの「人形芝居について」

【著者紹介】
ポール・ド・マン : 1919年ベルギーのアントワープに生まれる。1939‐42年ブリュッセル大学で科学と哲学を専攻。40‐42年ナチス占領下のベルギーで日刊新聞“ル・ソワール”のコラムニストとして活動、42年以降は出版業や翻訳にたずさわる。47年アメリカに移住しニューヨークに住み、49‐51年バード・カレッジでフランス文学を講じ、52‐60年ハーヴァード大学大学院で比較文学を専攻、M.A.とPh.D.を取得。その後同大学の講師をつとめ、60‐67年コーネル大学、67‐70年ジョンズ・ホプキンズ大学、70年から亡くなる83年までイエール大学で教鞭をとり、比較文学の主任教授などをつとめた

山形和美 : 1934年生まれ。東京教育大学大学院修了。文学博士。筑波大学名誉教授。筑波大学、恵泉女学園大学、聖学院大学大学院等の教授を経て現在に至る。訳書のハンデルマン『誰がモーセを殺したか』で第25回日本翻訳文化賞受賞。2013年瑞宝中綬章受勲。日本C・S・ルイス協会、日本グレアム・グリーン協会会長

岩坪友子 : 1962年佐世保市に生まれる。90年津田塾大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得(英文学専攻)。現在、法政大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hitotoseno

    例えばヘルダーリンが「言葉は花のように咲く」と述べる時、「言葉」と「花」は一致したものではない。花は遺伝子によって一致すべきモデルを有している。だが、言葉はそうではない――このようにロマン主義にあっては自らの言葉を自然と一体化させようとする叶わぬ夢を思い描くか、またはその隔絶を何らかの形で生きなくてはならない。ヘルダーリンの詩の中で現れるレトリックは、ワーズワスやシェリーによっても共有される。このレトリックの先に何かあるか。たとえばベンヤミンならボードレールを見出すだろう。マンなら、イェイツを見出す。

  • 999

    ようやく読み終わった、というのが率直な感想。 だけど、大変勉強になった。 踊り子の舞が見せる肉体性と創造性などの文句や他にも政治的な力への介入などもあって詩や物語の美しさを如何に書いていったかを書いている。 難しくて内容の半分も理解してないと思うが少なくとも文章の意図を汲み取っていこうとする姿勢を教えられた気がする。

  • STO

    摩損としての自叙伝

  • s

    「摩損としての自叙伝」のみ。

  • Kanou Hikaru

    本棚の整理中・・・ 友人・知人に紹介したい本

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