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中国鉄道大旅行

ポール・セルー

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163487700
ISBN 10 : 4163487700
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1994
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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ポールセローが、ロンドンからモンゴルを経...

投稿日:2021/04/18 (日)

ポールセローが、ロンドンからモンゴルを経由し中国へ旅する鉄道を使った旅行記。地中海を旅する「大地中海旅行」もありますが、当時の中国の社会状況が分かるこっちの方が面白かった。 僕らが現代に体験する旅行いうよりも、放浪と言ったのがぴったりな旅が続いていきます。 かなり分厚いけど、トリックや感情のかけひきがないから、割とスーッと読めちゃいます。 ワールズエンド(村上春樹訳)を読んだのがきっかけです彼の本を色々読みました。

3rdwind さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mark.jr

    ロンドンからヨーロッパを横切り、モンゴルを経由し、さらに鉄道め中国の津々浦々を旅する旅行記です。観光や開高健のように"釣り"という大きな目的もなく、旅というよりも放浪と呼びたくなるような身軽さが、本書の魅力です。当時の中国の社会状況も、また興味深いです。

  • Maumim

    長かった・・・。最終章のラサへいく道のりだけは、鉄道ではなく三菱の自動車を運転している。なぜなら、当時ラサには鉄道が通じていなかったから。「チベットがこれほど開発の手を免れ、中国化していない−そしてこれほど徹底して時代遅れで心地よい−最大の理由は、列車が通っていないからである。これからも鉄道がしかれることはないだろう。それはクンルン山脈が保証している。」彼の思惑ははずれ、2006年に鉄道は開通し、それはわたしが乗ってみたいと思っている青蔵鉄道だった。きっと、ラサはすでに本書に描かれているラサではないはず。

  • 斑入り山吹

    夫がBFで約半額で買ってきた。面白い。1986年から約1年かけて鉄道で、中国の、最も暑いところ、寒いところ、やたらと人の多いところ、少ないところ、まあこれでもかこれでもかと巡り巡っていっぱいインタヴューした話。ポール氏の文章に面白みがあるから最後まで読み通せる。ユーモアがなければ道中の数々の不便や理不尽には耐えられない。その面倒なことまでおいしいネタにしてしまえる。それを支える、ちらりちらりとのぞく深い教養。文化大革命の嵐から立ち直った頃の話なのだが、そこから今のようになっていくのか。うーむ。大した本だ。

  • moritaippai

    20世紀末の中国鉄道だけでなく生活、政治、思想の様子まで描写。読むのに苦労したけど最後、チベットに到達したときに、中国の懐の深さが感じられるなあ。ただ、高速鉄道にだけは乗らないほうが良いかも。

  • you.

    ★★★★★

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