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さっさと不況を終わらせろ ハヤカワ文庫

ポール・クルーグマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150504236
ISBN 10 : 4150504237
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

リーマンショック以来、米国をはじめ世界経済は低迷したままだ。
EUでは経済破綻に直面する国も出現し、日本ではデフレと低成長、そして赤字国債の増大が続く。
財政難に陥った国家は緊縮財政や増税を試みるが、ところがそれは「大まちがい!」と著者は断言する。
景気を回復するために各国政府と中央銀行がなすべきことは何か? 
 ノーベル経済学賞受賞者が核心に迫り提言する。
書下ろし序文「日本は不況を終わらせるか?」収録。

[著者紹介]
ポール・クルーグマン
1953年ニューヨーク州生まれ。マサチューセッツ工科大学教授、スタンフォード大学教授を経て、現在プリンストン大学教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授。大統領経済諮問委員会の上級エコノミスト、世界銀行などの経済コンサルタントを歴任。ニューヨークタイムズ紙の辛口コラムニストとしても絶大な人気を誇る。1991年、40歳以下の最も優れた経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク賞受賞。2008年、ノーベル経済学賞受賞。 著書に『世界大不況からの脱出』『格差はつくられた』『嘘つき大統領のデタラメ経済』『グローバル経済を動かす愚かな人々』(以上早川書房刊)、『そして日本経済が世界の希望になる』『クルーグマン教授の経済入門』ほか多数。

山形浩生
1964年東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務するかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで広範な分野での翻訳、執筆活動をおこなう。著書に『新教養主義宣言』『要するに』『新教養としてのパソコン入門』、訳書にダマシオ『自己が心にやってくる』、ディック『聖なる侵入〔新訳版〕』(以上2点早川書房刊)、クルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』、ピケティ『21世紀の資本』(共訳)、エアーズ『その数学が戦略を決める』、バウマン&クライン『この世で一番おもしろいミクロ経済学』『この世で一番おもしろいマクロ経済学』、ケインズ『雇用、利子、お金の一般理論』、バナジー&デュフロ『貧乏人の経済学』ほか多数。

【著者紹介】
ポールクルーグマン : 1953年ニューヨーク州生まれ。マサチューセッツ工科大学教授、スタンフォード大学教授を経て、現在プリンストン大学教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授。大統領経済諮問委員会の上級エコノミスト、世界銀行などの経済コンサルタントを歴任。『ニューヨークタイムズ』紙の辛口コラムニストとしても絶大な人気を誇る。1991年、40歳以下の最も優れた経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク賞受賞。2008年、ノーベル経済学賞受賞

山形浩生 : 1964年東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務するかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで広範な分野での翻訳、執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ワッピー

    なぜか読み進まず、読了にえらく時間がかかってしまったため、前半部分は忍法おぼろ影状態。経済学者として、不況を終息に導くのは、緊縮財政ではなく、思い切った財政出動・雇用創出策を行うことという趣旨。リーマン・ショック後のアメリカ経済の立て直しについて、ユーロ圏や日本も引き合いに出しつつ、できることをすべてするべしということを、ある時は熱く、ある時は皮肉な口調で述べている。巻末の解説のほうが簡潔でわかりやすかったが、あくまでも経済を含む数字音痴のワッピー個人の問題であり、本書の価値を否定するものではありません。

  • スー

    110経済に疎い自分でも分かりやすかったと思います。借金を減らす為に緊縮すると悪化する仕組みには納得でした。やっぱり消費税は上げちゃダメですよね。

  • ZEPPELIN

    「あなたの支出は私の収入」という例え話が分かりやすい。リーマンショック後のアメリカの話なので、直接日本に通用する話ばかりではないにしても、不況時こそ政府は支出を増やすべし、しかも大規模に、という提言には説得力がある。必要以上に不況だ何だと煽るのは我が国のマスコミだけではないようで、不況なら緊縮策という図式が当たり前になっているけれど、果たしてそれが正しいのか。我が国が失ったのが10年なのか20年なのかはともかく、なぜここまで苦しんできたのかを理解するためにも、経済学の勉強は欠かせないなぁと実感

  • Francis

    ノーベル経済学賞受賞のケインズ派経済学者によるリーマン・ショック以降の世界的な不況への処方箋として書かれた本。と同時にケインズが「一般理論」で示したケインズ派経済学理論の分かりやすい解説本ともなっている。不況期には大胆な規制緩和と財政出動が必要であり、財政赤字の拡大よりも経済不況からの回復が必要であることが説かれている。第5章「第二の金ぴか時代」で「21世紀の資本」で話題のトマ・ピケティ教授の研究を引用しているあたりにもクルーグマン教授の慧眼ぶりが窺える。山形浩生氏の訳文も良し。

  • jj

    2012刊。08年ノーベル経済学賞受賞クルーグマン。リーマンショック、ギリシャ危機に端を発するユーロ危機。ECB欧州に巣くう緊縮論者たちをバッサリ。ECB総裁トルシエからドラギに交代し、緊縮財政から一気に金融緩和に。ようやく落ちつきを取り戻したユーロ。緊縮財政と増税は財政赤字は減るかもしれないが、失業者が増え、公共インフラの保守整備も遅れる。将来世代へのツケは失業者そのもの というのは印象的。

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