殺人七不思議

ポール・アルテ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909735034
ISBN 10 : 4909735038
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;19

内容詳細

「探偵のなかの探偵オーウェン・バーンズが、お力添えにまいりました」密室で生きたまま焼かれた灯台守。衆人環視下で、虚空から現れた矢で体を射抜かれた貴族。―「世界七不思議」になぞらえた予告殺人の捜査に乗り出したオーウェン・バーンズは、「犯人を知っている」との報せを受ける。ある令嬢を巡る恋敵であった二人の青年が、互いに相手こそが犯人だと名指ししたのだ。令嬢は彼らにこう言ったという。「わたしを愛しているなら人を殺してみせて。美しい連続殺人を」。不可能犯罪の巨匠が贈る、荘厳なる“殺人芸術”!

【著者紹介】
ポール・アルテ : フランスの推理作家。ジョン・ディクスン・カーに傾倒し、密室殺人などの不可能犯罪をテーマに、名探偵が活躍するクラシカルな本格ミステリを精力的に発表している。日本でも高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • cinos さん

    世界の不思議を見立てにして不可能犯罪が行われる。これだけ不可能犯罪を用意するのはさすが。しかしここまで殺人を止められないのは金田一耕助ばりの名探偵ぶりでは…。芦辺拓さんボーナス短編、楽しかった。

  • geshi さん

    本当に終りまで考えて作ったのか?世界七不思議になぞらえた不可能犯罪が次から次へと提示されるが、数が多すぎて検証している余裕が無いから、状況だけで謎を解けと言われているよう。2人の青年が互いを犯人だと名指しし合う相克関係のドラマを見せるのかと思いきや、盛りあがりも激情も無く、ただ平坦。何の面白味も感じないまま解決編に向かい、探偵と犯人だけの間で全てが終わってしまった。エピローグも正直どうしたいんだか分からないオチだった。ひとつの連続殺人としてではなく短編集として分けた方がまだマシだった気がする。

  • ハスゴン さん

    久々に読みましたが、フランスのホームズとワトソンを読んでいるみたいで本格要素も盛りだくさんで、シリーズから目が離せません。

  • ふう さん

    不可能犯罪のオンパレード。そしてラストに怒涛の謎解きw なんかファンタジーだなーこれ。長さの関係あったにしても、芦辺拓のトリビュート短編を別冊に、「粘土の顔の男」を本編にしたほうがよかったんじゃないかと個人的には思う。

  • engidaruma2006 さん

    「フランスのディクスン・カー」と言われ、ひたすら不可能犯罪物のミステリを書き続けている著者の新作。以前からアルテ作品が大好きなので、出版社が大手の早川から全く無名の(失礼)行舟文化に代わり、どうなるのか心配だったが、今の所コンスタントに出版してくれている。非常に有難い。 但し、今作はイマイチ。著者の作品中、一番ガッカリした。立て続けに密室殺人や足跡の無い殺人などの不可能犯罪が7つ起こる展開で、期待が膨らんだが、嘘の様に呆気無い解決だった。7つのトリックに全く感心出来ない。アイデアの枯渇か? 違うよね?

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