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遊牧帝国の文明 考古学と歴史学からのアプローチ

ボルジギン・フスレ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883035694
ISBN 10 : 4883035697
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界史上最初の遊牧帝国―匈奴帝国がつくった城址、遼、西夏、金の諸帝国が防衛等のために建設した長城など。これら歴史的遺構は、中央ユーラシアあるいは北アジア地域における多民族、多勢力の力の均衡によるものである。さまざまな視点からのアプローチによってその謎に迫る。

目次 : 匈奴帝国の単于庭と龍城に関する国際共同研究―プロジェクト2022年度現地調査報告/ ハルガニーン・ドゥルブルジンの匈奴の単于の夏の宮殿発掘調査結果から/ 日本・モンゴル共同研究プロジェクト 「“チンギス・ハーンの長城”に関する国際共同研究基盤の創成」―2022年度現地調査報告/ ガビロイ山の鮮卑時代の陵墓調査―2021年度発掘調査結果より/ 匈奴の墓群・土城の測量調査/ 匈奴の窯業生産/ 現在のモンゴル国における匈奴の表象―文化遺産の復元におけるその特徴/ 古代朝鮮新羅王朝匈奴起源説について/ 中世モンゴルの黄金の鞍について/ 匈奴帝国の単于庭と龍城に関する研究について/ 最近十年中国学術界の元上都遺跡考古学研究に関する概要/ 国際シンポジウム「遊牧帝国の文明と現代社会」閉会の辞

【著者紹介】
ボルジギン・フスレ : 呼斯勒。昭和女子大学国際学部国際学科教授。北京大学哲学部卒。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了、博士(学術)。内モンゴル大学芸術学院講師、東京大学大学院総合文化研究科・日本学術振興会外国人特別研究員、ケンブリッジ大学招聘研究者、昭和女子大学人間文化学部准教授、教授などをへて、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ふら〜

    モンゴルの特に匈奴時代にフォーカスを当てたシンポジウムでの報告録といった内容。前半は考古学の観点から発掘資料の写真も豊富。後半は歴史学の観点からいくつかの論考が掲載。ロマンだなぁほんと遊牧民史は。

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