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ぼろ着のディック 角川文庫

ホレイショ・アルジャー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041144756
ISBN 10 : 4041144752
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

200年前の大ベストセラーが文庫になってよみがえる。
1800年代のニューヨーク。路上で暮らす靴磨きの少年ディックが、無一文から成功の階段をのぼり始める・・・!
ディックの人生は、裕福で優しい少年フランクとの出会いから変わりはじめます。
主人公ディックの勤勉、誠実、節約思考、向上意欲などの性質は、立身出世のバイブルとして読むことができます。
アメリカンドリーム、自己啓発の原点がここにある。

【著者紹介】
ホレイショ・アルジャー : 1832年生まれ。アメリカの児童文学者。マサチューセッツ出身。ハーヴァード大学卒。『ぼろ着のディック』(1868年)などをはじめとした、100編以上の少年向きの物語を書いた。若い読者に受け入れられ、著者をすべてあわせると2000万部以上売れたと言われている。1899年没

畔柳和代 : 1967年生まれ。東京医科歯科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐藤(Sato19601027)

    この本が書かれた1867年のアメリカは、南北戦争後の「再建の時代」。国家統合に向けて修復されつつある時代の啓蒙の書的な位置づけか。主人公の靴磨きの少年ディックは、腕が良く、稼ぎもするが、金遣いの荒い生活を続けていたが、卑怯なことや不名誉なことはしない、盗んだり、人を騙すようなこともないという男らしい一面を持っており、親切な人々と出会う中で、周囲からの信頼を得て行く物語だ。「勤勉、誠実、節約」を基本においてから、次々と幸運を重ねていく。アメリカンドリームを予感させる結末が良い。

  • ナミのママ@低飛行中⤵️

    1867年に雑誌連載された少年小説シリーズの1作目。帯には「アメリカンドリームの原点、自己啓発の源流がここにある」と書かれている。まさにその通り。ニューヨークで靴磨きをする14歳の孤児が主人公。今まで関わりがなかった人たちと知り合い、吸収しながら成功していく物語。目新しい題材ではないが、今の日本の貧富の差や中途半端な格差の中で読むとファンタジーに思える。懐かしい感じがして好感を持って読了。

  • toto

    ユーモア満載で短いエピソードが並ぶのでとても読みやすかった。 シューシャインボーイ(先日浅田次郎作品で知った呼び名)でも正しい道にいれば正しい人に会える、出来すぎなアメリカンドリームでも読んでいて清々しい。 1年くらいで読み書きや数学を覚えた主人公ディックも流石だし、同じ子どもなのに教えたフォズディック、めちゃくちゃ賢い。これぞ教育。 好き場面▶️空腹で1斤くすねようとパン屋に近付いたら偶然お遣いを頼まれ、駄賃のパンを「あれはほんとにうまかったなあ」とディックが振り返るとこ。

  • 北風

    アメリカンドリームだけど、幸運がどうこうとか、そういうのではなくて、運はあくまで自らが引き寄せたものであり、きっかけにすぎず、ディックが自分の才覚と意思で駆け上がっていくのがいい。情け深く、人情深い彼を、みんなが助けてくれるのは当たり前だな。ご都合主義とはいえ、誰かに対する優しさ、気前の良さは情は人の為ならず、が実現する姿が気持ちがいい。お調子者で、お人好しなのが玉に瑕だけれど、彼の将来が楽しみ。続編があるみたいだけど、そっちは訳されないのかな。

  • timeturner

    今さらアメリカン・ドリームなんてと思ったが意外に楽しめた。現実離れしてるし説教臭もあるけど、スピーディに展開するのでストレスフリーに読める。今の世の中では稀有な善人がたくさん出てくるけど冷笑する気にはなれない。そういう人たちが当たり前にいる世界になればみんな幸せに生きられるのに、どうしてそれができていないのか、何が問題なのか、どうしたらいいのかをもっと真剣に考えるべき今だからこそ、この本が再刊されたんじゃないのかな。

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