ホルヘ・ルイス・ボルヘス

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夢の本 河出文庫

ホルヘ・ルイス・ボルヘス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309464855
ISBN 10 : 4309464858
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
347p;15

内容詳細

神の訪れ、王の夢、魂と夢と現実、死の宣告…。『ギルガメシュ叙事詩』『聖書』『千夜一夜物語』『紅楼夢』から、ニーチェ、カフカなど、無限、鏡、虎、迷宮といったモチーフも楽しい113篇の夢のアンソロジー。

目次 : ギルガメシュの物語/ 宝玉の果てしない夢/ 神、ヤコブの息子ヨセフの運命を、また、彼を媒として、イスラエル一族の運命を定める/ ヨセフとエジプト王の給仕役の長と料理役の長/ ヨセフ、エジプト王の夢判断をする/ 神、夢を通してその僕たちと話す/ ダニエルとネブカドネザル王の夢/ モルデカイの夢/ アビメレクの夢/ ヤコブの夢〔ほか〕

【著者紹介】
ホルヘ・ルイス・ボルヘス : 1899‐1986年。20世紀を代表する詩人・小説家。アルゼンチン生まれ。独自の視点で編んだアンソロジーも数多い

堀内研二 : 1946年埼玉県生まれ。大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    夢をテーマにした掌編になります。聖書、王の夢、ニーチェ、カフカなどモチーフも多岐にわたり、白昼夢を見ているような空気感があるように感じました。

  • しゅてふぁん さん

    さすが夢の本、何度も何度も夢の世界へ誘われて読み終わるのに時間がかかった。『千夜一夜物語』からの断章が面白かった。いつか挑戦してみたい作品。ごく稀に孔子とか荘子とか中国の古典が出てきてホッとした!西洋の古典は聖書が分からないと厳しいなぁ、と改めて実感。読んでみないとな。

  • Shun さん

    アルゼンチン生まれの作家ボルヘスによる編纂で、古今東西の”夢”にまつわる作品の一節や一文をまとめた夢のアンソロジーです。著者の幼少期はあらゆる書物に囲まれていたという環境から、古今東西の書物に親しみその知性を育んでいかれたようです。そんなボルヘスだからこそ、このアンソロジーは編まれたのでしょう。収められた作品群の引用は、古くは「ギルガメシュ叙事詩」から旧約聖書など、そして「千夜一夜物語」や、さらに東洋は中国の「荘子」等々、実にバリエーション豊か。大昔の人たちの夢を覗くという誘惑が詰まった夢の作品です。

  • 拓也 ◆mOrYeBoQbw さん

    アンソロジー。ボルヘスが夢に関する掌篇、短篇を集めた単独編纂のアンソロジーです。ギルガメッシュ神話から始まり創世記、旧約外典、ギリシア哲学から、本人や同輩のグルーサック、ルーマニアのエリアーデまで全て夢に関する作品が、1行の作から中篇のものまで113篇収められてます。ボルヘス・フリークにはお馴染みの作品も多いですが私が即買いだったのはベルトラン「夜のガスパール」(第三の書のみ)が収録されてた事。ラヴェルの「夜のガスパール」は好きなピアノ曲で、元の散文詩を一度も読んだ事が無く、初読が嬉しいです(・ω・)ノシ

  • そふぃあ さん

    『紅楼夢』『列子』出典の小話が面白かった。夢にまつわる古今東西のアンソロジー。 「私(たち)は夢がつくられているものと同じものでできている」(シェイクスピア) 『伝奇集』の「円環の廃墟」は私も好き。

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