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市民討議による民主主義の再生 プラーヌンクスツェレの特徴・機能・展望

ペーター・C・ディーネル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784872995947
ISBN 10 : 4872995945
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

市民参加の決定版・閉塞の時代を切り拓く。日本初、プラーヌンクスツェレを翻訳・出版。日本で広がる市民討議会。生みの親ペーター・C.ディーネル教授が手法の解説を通じて民主主義とは何かを語る。市民討議の詳細と世界の様々な市民参加との比較をわかりやすく解説。

目次 : 序言 プラーヌンクスツェレの広範な実施はいつ始まるか?/ 第1章 新しい市民参加の必要性/ 第2章 プラーヌンクスツェレに至る道(革新のための基本条件/ 現状の参加手法の分析)/ 第3章 参加手法・プラーヌンクスツェレ(PZ)(モデルの特徴/ PZの作業プロセス)/ 第4章 プラーヌンクスツェレ(PZ)の効果/ 第5章 プラーヌンクスツェレ(PZ)の適用とその展望/ 第6章 プラーヌンクスツェレは前進する

【著者紹介】
ペーター・C・ディーネル : 1923年10月28日誕生、2006年12月13日死去。生前、ヴパタール大学における社会学教授であり、同時に、同大学市民参加・計画手法研究所の所長であった。世界的レベルにおいて直接民主主義に最も顕著な貢献をした一人と考えられている

篠藤明徳 : 別府大学地域社会研究センター所長(教授)。専門は、市民参加論、地方自治論。東京大学文学部西洋史学科卒業後、渡独。ケルン大学、ボン大学で歴史学、政治学を学ぶ。その後、バーデン・ビュルテンベルク州の対日広報に従事。ドイツ滞在時、ペーター・ディーネル教授に師事。プラーヌンクスツェレに直接関わり、同教授から指導を受ける。教授の死後設立されたプラーヌンクスツェレ推進者ネットワーク(現、市民鑑定・質管理のためのネットワーク)の創設メンバーでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Ishida Satoshi

    読了。本書はドイツの公共的な計画策定て用いられている「計画細胞(Praktisch)」を紹介したもの。著者のディーネル教授は根底が揺らぎつつある投票による民主主義の実現を超えて、公共的課題に関する議論や学びを深めて、民主主義制度はもう一段階バージョンアップする必要があると強調します。計画細胞というとわかりにくいですが、要は「市民による討議」の場をもっといろんな形で広げ、統治システムに市民が関わる機会を増やそうというものです。代議制の議会や行政が実施する公共政策に対して民意を補完する試みです。日本でも市民討

  • しもへー

    プラーヌンクスツェレ。その新しい政治機構を通して民主主義の実現を目指すべきだというのが筆者の考え。プラーヌンクスツェレ(PZ)とは、無作為に構成された25名程度のグループが行政課題の解決に向けたプランニングをするというもの。仕組みは陪審員制度に、その特徴は市民オンブズマンやアドボカシー団体に類似品するもの。ただし、議会と役割が重複する部分が見られるのでその辺りの二重性の解消がキーポイントか。日本で実効性を高めるには審議会に近い位置づけで実施すべき。

  • こずえ

    上からの押しつけられた民主主義でなく、市民団体など下からの民主主義を目指すものだがヒュームやらハンナアーレントが似たようなこといってて結局机上の空論だったのでなんだかなぁというかんじだった。政治学の考えとしては面白いとおもうが

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