Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784275018670
ISBN 10 : 4275018672
ISBN 10 : 4275018672
Format
:
Books
Release Date
:
August/2001
Content Description
ファシズムと群衆の関係を論じて、ドイツの思想界に一石を投じたエリアス・カネッティの『大衆の力』から四十年が経った。ポスト・モダンのIT社会において、近代市民社会の主権者であった「大衆」はどこに向かっているのか?一昨年『人間界の規則』でドイツに一大論争を引き起こしたスローターダイクが、ホッブス、スピノザ、ニーチェ、ハイデッガーを結ぶ「主体性」論の系譜から、影の近代史としての「大衆」の歴史を再構成していく。
目次 : 1 人間の黒さ/ 2 概念としての侮蔑/ 3 二重の傷/ 4 人類学的差異について/ 5 大衆におけるアイデンティティー:無関心=非差異性
【著者紹介】
仲正昌樹 : 1963年広島県生まれ。1989年東京大学教育学部教育学科卒業。1996年東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現、金沢大学法学部助教授。専攻は社会思想・比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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