ペーター・スローターダイク

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大衆の侮蔑 現代社会における文化闘争についての試論

ペーター・スローターダイク

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784275018670
ISBN 10 : 4275018672
フォーマット
出版社
発行年月
2001年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
149p;20

内容詳細

ファシズムと群衆の関係を論じて、ドイツの思想界に一石を投じたエリアス・カネッティの『大衆の力』から四十年が経った。ポスト・モダンのIT社会において、近代市民社会の主権者であった「大衆」はどこに向かっているのか?一昨年『人間界の規則』でドイツに一大論争を引き起こしたスローターダイクが、ホッブス、スピノザ、ニーチェ、ハイデッガーを結ぶ「主体性」論の系譜から、影の近代史としての「大衆」の歴史を再構成していく。

目次 : 1 人間の黒さ/ 2 概念としての侮蔑/ 3 二重の傷/ 4 人類学的差異について/ 5 大衆におけるアイデンティティー:無関心=非差異性

【著者紹介】
仲正昌樹 : 1963年広島県生まれ。1989年東京大学教育学部教育学科卒業。1996年東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現、金沢大学法学部助教授。専攻は社会思想・比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ペーター・スローターダイク

1947年、ドイツ、カールスルーエ生まれ。ミュンヘン大学で哲学、ドイツ文学を専攻し、ハンブルク大学で学位取得。1983年に『シニカル理性批判』で一躍有名になり、長編小説『魔の木』(1985年)で作家としての力量を示した。1998年から2004年にかけて三部作の大作『球体圏』を発表した。1992年にカ

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