Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• ごー

  読了日：2016/04/19

  第1章、故郷を出ざるをえなかった著者の幼少時代。第2章、日本へやってきた著者が日本で学んだことと、祖国のために行なってきたこと。第3章、現代日本への意見。第4章、今後の世界と、私たちにできること。誰に対しても何に対しても感謝する「おかげさま」の心を我々は大事にしなければいけない。68頁「本当に恥ずかしいことは、嘘をいうこと、ものを盗むこと。そういう不名誉はいくら石けんで洗っても落とせない。」これは著者がチベット人の先生から言われた言葉。

• YayoiM

  読了日：2015/09/23

  中学生の国際問題の理解のために読ませようかと考え、選んだ本。大変わかりやすく、読みやすく、しかし問題の深刻さはきちんととらえてある良書です。 1957年、10歳の時、中国のチベット侵略で難民となった東チベット地方領主の跡継ぎだったギャルボさんの著書。インドでの悲惨な難民生活を2年過ごしたのち、12歳で偶然、日本人のチベット研究者の尽力で日本に渡日。難民として認定されるまでが大変ですが、川喜田二郎氏（調査法のＫＪ法の創始者）に師事し、現在は日本に帰化されて国際政治学者としてご活躍です。チベット侵略の酷さは知

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