ベン・h・ウィンタース

Individuals/organizations Page

Books

地上最後の刑事 ハヤカワ・ミステリ文庫

ベン・h・ウィンタース

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151819513
ISBN 10 : 4151819517
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

半年後に小惑星が地球に衝突し、人類は壊滅するという予測が発表された。ファストフード店で死体で発見された男性も、未来を悲観し自殺したのだと思われた。しかし新人刑事パレスは他殺を疑い、同僚たちに呆れられながらも捜査をはじめる。世界はもうすぐなくなるのに、なぜ捜査をつづけるのか?そう自問しつつも粛々と職務をまっとうしようとする刑事を主人公としたアメリカ探偵作家クラブ賞受賞作!

【著者紹介】
ベン・H.ウィンタース : アメリカ、メリーランド州生まれの作家。ワシントン大学を卒業。2009年にSense and Sensibility and Sea Monstersでデビュー。児童文学を経て、2012年に第六長篇にあたる『地上最後の刑事』を発表し、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀ペイパーバック賞を受賞。2013年に刊行した“地上最後の刑事”三部作の第二巻『カウントダウン・シティ』でフィリップ・K・ディック賞を受賞

上野元美 : 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • NAO

    小惑星マイアが地球に衝突し人類が滅亡することがほぼ確実となった地球を舞台にしたミステリ。主人公は、マイアが発見された当時まだ巡査だったが、「やりたいことリスト」を実行するために刑事たちが辞めていき人手不足になったためくりあがりで刑事になった。自分の意思に関係なく最後の日が特定されてしまったら、人は、どうやってその日まで精神を保ったらいいのか。最後の日が近かろうが自分は警官としてしなければならないことをするだけ、というパレス刑事の淡々とした生きざまが哀しくもあり、尊くもある。

  • ナミのママ

    『2013年アメリカ探偵作家クラブ賞』受賞。半年後に小惑星が衝突、人類が滅亡すると予測される時代設定。ライフラインはめちゃくちゃになり、秩序は乱れ、倒産、自殺が続出する中、ある死体に不信を抱き捜査をはじめる主人公。三部作の一作目だそうですが、これは引き込まれました。生の期限を切られた時の登場人物のそれぞれの選択が意味深く感じられます。崩壊していく街や人の様子もアメリカ的で興味深く読みました。そして主人公はなぜ、捜査を続けたのか。続編が気になります。

  • オーウェン

    半年後に小惑星によって地球が滅びるということが決まってる現在。 刑事のパレスはファストフード店で首つり死体を発見する。 他殺を疑って捜査をするパレスだが、同僚たちは地球は終わるのになぜ捜査をするのかという感じ。 次第に殺人が増えていくが、なぜ殺人を犯すのかという理由が見えてくると同時に、パレスの過去も。 この前読んだ「此の世の果ての殺人」と全く同じ設定だが、日本と外国という違いは出ている。 つまり解決しても、それが報われるとはならないと。

  • 翔亀

    終末ものということで手に取った一冊だが思わぬ拾い物。ジャンル小説として、ハードボイルドの定型(私立探偵orはぐれ刑事、乾いた抒情、謎解きより行動等)に則っている。しかし、小惑星衝突により半年後に人類が滅亡することが分かってしまっているのだ。自殺者が続出し、刑事も「死ぬまでにしておきたいリスト」を実践するために続々退職する中で、ひとり主人公の刑事パレスは自殺者と思われた死体に疑問をもち捜査を開始する。半年後に人類が滅亡するのにどこに捜査する意味があるのか。それは刑事としての矜持であろうが、被害者も容疑者も↓

  • うまる

    半年後に人類が壊滅すると予測された世界でのミステリ。自暴自棄になる人等が多い中で、実直に刑事としての職務を全うする主人公がとてもステキでした。どうせもうすぐ世界が終わるのに、何故今この犯罪をしなければならなかったのか、その動機に唸らされました。辻村さんの推薦帯だからと手に取って良かったです。間に入る妹の話は結局何だったんだろう…ボヤッとして終わるのかな?と思ったら、解説を読んで、この本が3部作の1作目だと知りました。先に言ってよ〜! 2・3作目はポケミス版しかないので、しばらく待つ事になりそうです(泣)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items