ベン・h・ウィンタース

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その少年は語れない ハヤカワ・ミステリ

ベン・h・ウィンタース

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150019822
ISBN 10 : 4150019827
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

落下事故によって病院へ運ばれた少年ウェス。彼は頭の手術後に感情を表現しなくなってしまった。弁護士シェンクの説得により両親は、医療ミスとして病院に訴訟を起こす。だが、それから十一年が経ったある日、ウェスの父親リチャードが殺人事件の容疑者として起訴されてしまう。シェンクは弁護を依頼されるが…。過去と現在のふたつの時間軸で、医療ミスと殺人事件のふたつの裁判が描かれる物語は思いもよらぬ方向へと進んでいき―。『地上最後の刑事』三部作でミステリ読者の度肝を抜いた著者による最新長篇。

【著者紹介】
ベン・H.ウィンタース : ワシントン大学を卒業。『地上最後の刑事』でエドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀ペイパーバック賞を受賞。『カウントダウン・シティ』でフィリップ・K・ディック賞を受賞

上野元美 : 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

    ミステリーかと思って読んでいたら家族の物語だった。ただこういう結末で良いのか。オカルティックな要素を入れない方が良かったのでは。

  • まぶぜたろう

    デビュー作と3作目のラストでご贔屓になった作家さんだが、どうも怪作。ミステリとしては全く破綻している。あるネタをなんで導入したのか理解に苦しむ。ユーモラスな饒舌体は翻訳のせいか、えらく読みづらく、冗漫。■しかし、どーも捨てがたいのはご贔屓作家だからか、ミステリーの枠の中で語られた、家族を巡る青春小説として読んだ。誰も彼もが傷ついていて、そんな人たちに寄せる作者の想いが優しい。精神を病んだ中年女、その母が娘の昔を振り返る。「ある年齢に達すると、彼らは(子どもたちは)独自の宇宙になるの」(○○○●)

  • Tomio

    意味が全然わからなかった。なんだ、超常現象か? 夜勤の男が、ルーベンのお母さんの臨終にいたのはなんで。 全体的に、文章が何を伝えたがっているのか、登場人物のセリフが何を言いたいのか、わかりにくかった。 登場人物同士の絆も関係性も、共感できるほど書かれていないと思ったので、なんの感慨も湧かなかった。 少年に何が起こったのか知りたいがために、ただただ、ページをめくったが、読んでいてワクワクはしなかった。

  • YOMIPITO

    感想がものすごく少なく、ネタバレ注意を読んですら内容はよく分からない…。?という感じで読み始めたが、ストーリーはなかなか面白い。ルーベン中心で語られたらもっと良いのに。確かに解説にあるように家族の話であって、リーガル・ミステリではないと思う。ダメなところは、1.弁護士は話術と格好つけだけ?と思わせるもう一人の主人公ジェイの描写。これ共感しにくい。2.もう少し丁寧に作り上げてほしかった翻訳。読後に違和感増す邦題に、叙情ある文章は単語チョイスが合わない。まとめ:「こうすればいいのにな」と色々思いが残る作品。

  • なつこうへい

    事故で頭を打ち手術するが、その後、眠らずにぐるぐる歩き続けるという謎の症状が現れ医療裁判に…。10年後、少年の父親が裁判で証言した博士の殺人で逮捕される…。過去現在が交互に語られる。

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