ベン・マッキンタイアー

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ソーニャ、ゾルゲが愛した工作員 愛人、母親、戦士にしてスパイ

ベン・マッキンタイアー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120055065
ISBN 10 : 412005506X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
510p;20

内容詳細

ウルズラ・クチンスキー・バートンは、母であり、主婦であり、小説家であり、有能な無線技師であり、スパイ網のリーダーであり、秘密文書の運び屋であり、破壊活動員であり、爆弾製造者であり、冷戦の戦士であり、秘密工作員であり、これらの務めをどれひとつおろそかにしなかった。彼女の暗号名は「ソーニャ」。本書は、彼女の物語である。

目次 : つむじ風/ 東洋の娼婦/ 工作員ラムゼイ/ ソーニャがダンスを踊れば/ 彼女を愛したスパイたち/ スズメ/ コンテ・ヴェルデ号の船上で/ 満州の女/ 放浪生活/ 北京からポーランドへ/ 一ペニーで買えますよ/ モグラ塚/ 偽装結婚/ 赤ん坊泥棒/ 楽しい時代/ バルバロッサ/ 地獄への道/ 原爆スパイ/ MI5のミリセント/ ハンマー作戦/ 春のささやき/ グレート・ロールライト/ 非常に手ごわい相手/ ルート・ヴェルナー/ 終章―他の人々のその後

【著者紹介】
ベン・マッキンタイアー : イギリスの新聞タイムでコラムニスト・副主筆を務め、同紙の海外特派員としてニューヨーク、パリ、ワシントンでの駐在経験も持つ、ベストセラー『KGBの男 冷戦史上最大の二重スパイ』をはじめ、『英国二重スパイ・システム ノルマンディー上陸を支えた欺瞞作戦』『キム・フィルビー かくも親密な裏切り』(以上いずれも小林朋則訳、中央公論新社)など諜報戦を追った著作に定評がある。『ナチを欺いた死体 英国の奇策・ミンスミート作戦の真実』(小林朋則訳・中公文庫)は映画化もされた

小林朋則 : 翻訳家。筑波大学人文学類卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • セイコリーノ またの名を「本の海賊」 さん

    (いちばん)愛した、は正しくは彼女が、ゾルゲを、です。ゾルゲが彼女に本気だったか、もてあそんだか、利用しただけなのかはわからない。タイトルはちょっとウソ? 普通の女学生、のように書く評論もありますが、決して普通の家庭じゃない。父も兄も学者、後には妹とかもスパイ業務に協力する。 スパイの仕事をする彼女よりも、後半生作家になったということに大きな驚き。 サブタイトルはカレのティンカー、テイラー、ソルジャーへのオマージュか。ヨーロッパの女の子の数え歌、遊びらしいです。

  • 勝浩1958 さん

    スパイ小説は普段は読まないのですが、この実在した女性スパイの話はとてもワクワクした。彼女の大きな負の功績はアメリカの原爆開発の機密情報をソ連に流したこと。いまに繋がる。プーチンは核保有をチラつかせている。

  • takao さん

    ふむ

  • ゆずこまめ さん

    すごい人生。スパイ活動そのものもすごいし最後まで共産主義を捨てずに貫いたのもすごい。戦争のせいで人生を狂わされた人は大勢いるけど、彼女は戦争がなくても似たような人生を送ったのではないかと思わせるものがあった。

  • Masayuki Shimura さん

    【ウルズラ・クチンスキー・バートンは、母であり、主婦であり、小説家であり、有能な無線技師であり、スパイ網のリーダーであり、秘密文書の運び屋であり、破壊活動員であり、爆弾製造者であり、冷戦の戦士であり、秘密工作員であり、これらの務めをどれひとつおろそかにしなかった】(文中より引用)・・・・・共産主義を奉じ、上海、ジュネーブ、そしてロンドンなどで比類なき工作を行った「ソーニャ」ことウルズラ・クチンスキー。ゾルゲとの恋仲も指摘される人物の知られざる生涯に光を当てた作品です。

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