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ビーバー 世界を救う可愛すぎる生き物

ベン・ゴールドファーブ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794225566
ISBN 10 : 4794225563
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

木をかじってダムを作る。尻尾がオール状。みなさんが知っているビーバーの知識はおよそそのようなところではないでしょうか。しかし、実はビーバーの先祖は土に穴をほっていた、毛皮を巡ってアメリカとイギリスが対立していた、ビーバーを繁殖させるためにパラシュートで風に乗せて分散させた(!)など、ビーバーには知られざる驚くべき話がたくさんあるのです。さらに、ビーバーのダムは究極にエコな治水システムとしていま脚光を浴びています。生態学、文化史、治水学ほかにまたがりながら展開される、ビーバー本の決定版登場。PEN/E.O.ウィルソンリテラリーサイエンスライティングアワード受賞作。

目次 : はじめに 偉大な本のためのテーマ/ 第1章 ビーバーの奇妙なる生態―その発見と進化の歴史/ 第2章 ビーバーの壊滅―人類との関係/ 第3章 ビーバーの復活―切り札のデバイス/ 第4章 ビーバー再配置作戦―パラシュート降下からビーバーモーテルまで/ 第5章 ビーバーとサーモン―ダムの効用/ 第6章 ビーバー革命―環境改善の要/ 第7章 ビーバーと荒野―農場との共存の道/ 第8章 ビーバーとオオカミ―肉食獣よりも脅威となるもの/ 第9章 ビーバーインヨーロッパ―欧州での保護活動/ 第10章 ビーバーに仕事をさせよう

【著者紹介】
ベン・ゴールドファーブ : イェール大学の林学・環境学大学院で環境経営学修士号を取得。野生生物の管理と保全生物学を専門とする、数々の受賞歴に輝く環境ジャーナリスト

木高恵子 : 淡路島生まれ。フリーの翻訳家。短大卒業後、子ども英語講師として小学館ホームパルその他で勤務。その後、エステサロンや不動産会社などさまざまな職種を経て翻訳家を目指し、働きながら翻訳学校、インタースクール大阪校に通学し、英日翻訳コースを修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    原著タイトルににやり。eager beaver、ね。ビーバーが受けてきた迫害の歴史を振り返ると、この動物の減少と北米の水源枯渇問題の関連性が見えてくるー説得力のある様々なケースや活動家の努力にワクワクした。イエローストーンとオオカミの話があれだけ注目されているのに、ビーバーの再導入がそれほど知られていないのは残念だ。早速映画「The Beaver Believers」のサイトを見てハイディ・ペリマンさんらを眺め、彼らがビーバーに似ているので笑ってしまいました。自分もすっかりビーバー信者になったみたい。

  • 逆丸カツハ

    買って長らく読んでなかったのを読む。ビーバーすげぇ〜。そして人間はクソだな。

  • zoe

    ビーバーは住処として木でできたダムを建設する。湿地を形成させ、魚の住処や、動物の水飲み場、良好な牧草地の確保にも貢献するとされる。また、毛皮・肉・香料として用途は広い。そのため、毛皮を目的に乱獲され激減。技術発展にともなう農業や市街化の犠牲にもなった。天然の水瓶・炭素固定点がなくなることの影響は大きい。温暖化、河川の水量の劇的な変動、サケ資源の減少などに影響。オオカミを移住させたように、ビーバーを移住させて、自然の回復を試みる。うまくいくケースはあるが、住民協力が得られない、天敵の餌食になるケースもある。

  • jackbdc

    愛らしい容姿とダムを造る習性が特長的。色んな環境に割と適応し易いビーバーは自然再生の切り札としてアイドル的人気を集めているらしい。イエローストーンの記述が印象的だった。オオカミ導入により川の再生に繋がった事例が広く知られるようになったが、その裏でビーバー導入の成果も結実していた。一方で一度壊れた自然はオオカミやビーバーの導入だけで簡単に修復できるとは限らないという現実も知らされる。周知啓発は最初はハードル低めで始めるのは良いがゴールは本質的な部分:自然の複雑性を活かす、処を見据える必要があるのだろう。

  • 入道雲

    表紙とサブタイトルが気になって読んでみました。今まで身近にはビーバーはいないので、ビーバーの凄さを本書で堪能できました。環境や他の生物への影響は計り知れず。

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