ヘンリー・D・ソロー

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ウォールデン 森の生活 上 小学館文庫

ヘンリー・D・ソロー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094062946
ISBN 10 : 4094062947
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
448p;15

内容詳細

「人は一週間に一日働けば生きていけます」。ヘンリー・D・ソローは、一八〇〇年代の半ば、ウォールデンの森の家で自然と共に二年二か月間過ごし、自然や人間への洞察に満ちた日記を記し、本書を編みました。邦訳のうち、小学館発行の動物学者・今泉吉晴氏の訳書は、山小屋歴三十年という氏の自然の側からの視点で、読みやすく瑞々しい文章に結実。文庫ではさらに注釈を加え、豊富な写真と地図とでソローの足跡を辿れます。産業化が進み始めた時代、どのようにソローが自然の中を歩き、思索を深めたのか。今も私たちに、「どう生きるか」を示唆してくれます。

目次 : 第1章 経済/ 第2章 どこで、なんのために生きたか/ 第3章 読書/ 第4章 音/ 第5章 独り居/ 第6章 訪問者たち/ 第7章 豆畑/ 第8章 村

【著者紹介】
ヘンリー・D・ソロー : 1817〜1862年。アメリカ、マサチューセッツ州コンコード生まれ。詩人・ナチュラリスト

今泉吉晴 : 1940年東京生まれ。動物学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • '75s'85s さん

    森の中の生活って憧れます。しかも2年だけなんて一番楽しそう(笑)。訳者が最後にソローも森の生活を始めるのと同じくらい明白な理由があって森を去るって書いてたので下巻も読みたいです。割と生活のことよりも、現実のしがらみがいかに無駄か、みたいなことが多かったような・・・。自分の農場で働いて借金を完済する人は驚くほど少なく、とか。自分的には、雨の日に外の景色見ながらゆっくり飲み物飲んだり、本読んだり、ギター弾いたりしたいわ〜。一人だけの贅沢な広い空間で。

  • masabi さん

    【概要】著者の二年間の小屋生活を語る。【感想】「デジタル・ミニマリスト」で取り上げられるのも納得の一冊だった。森の中に小屋を建て、必要最低限のもので生活を賄い、支出を切り詰めることで労働を最小にする。空いた時間に畑を耕し、本を読み、森を散策する。浪費と蕩尽を豊かさとするアダム・スミスの経済に対し、必要最低限なものに絞った足るを知るを地で行くソローの経済は、分業も反対し一人で様々な役目をこなす。借金や家、農場に縛られ長い労働を強いられる当時の人々へのアンチテーゼに森に入ったが、下巻では確信を持って森を出る。

  • ザビ さん

    「生活に必須な物、食物と住居(避難場所)、衣服と燃料の4つを挙げなければなりません。これら4つを手に入れて、人として生きる自由を得て暮らしの展望が開けます」必要最低限のものさえ確保できれば心豊かに生きていける。なのに何故人は毎日奴隷のように働き、蓄財に勤しみ、名声を得ようとするのか?という。ハラリさん的に言うと、なぜ文明社会の虚構を信じて虚構の奴隷として生きようとするのかってことか。最も資本主義から離れた場で暮らしているのに資本主義への嫌悪感が根強く、せっかく自然に囲まれてるのにあまり穏やかじゃないなと。

  • ウィズ さん

    確かに、131pにある「大学では人が生きるための知恵と方法は教えません。」は自分自身が体験した事実であるし、もっと生きてゆくうえで実践的なこと、例えば税金や住民税のこと等を大学で教えるべきだよなぁ。後確かに現代人は自分も含めて物欲に支配されすぎているということをこの本を読んでシミジミと感じました。ただ自分はソロー先生のようなミニマリストになる気はさらさらありません。

  • kurupira さん

    森の生活と言っても社会と断絶状態にある訳ではなく、当時としては奇異な選択をしてると思っている人々からの介入に対する苛立ちが垣間見れる。この社会との曖昧な距離感がソローの思想に影響したのかもしれないが、社会文明の捉え方について偏っている部分もあり、でもまあ考える時間が沢山あって日記に書き起こしたら尖った文章になりがちなのかもしれない。章に寄って好みが分かれる作品かな、最初の「経済」の章は読みづらく感じたか、、下巻は間を開けて読むつもり。

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ヘンリー・D・ソロー

1817年7月12日‐1862年5月6日。作家、思想家。アメリカ合衆国マサチューセッツ州コンコードに生まれる。16歳のとき、奨学金を得てハーバード大学へ入学。大学卒業後は、家業の鉛筆製造業、小学校の教師、測量などの仕事を転々とする。生涯を通じて定職に就かなかった。転職を繰り返したあと仕事をやめて、ウ

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