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パンダが来た道 人と歩んだ150年

ヘンリー・ニコルズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560083437
ISBN 10 : 4560083436
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

発見当初から人々を魅了し、動物園では驚異の集客力を発揮。中国共産党は外交に、WWFは広告塔に利用した。このアイドル動物と人間が辿った数奇な軌跡とは。謎に包まれた生態と繁殖、保護活動の最新情報まで網羅。

目次 : 第1部 未知の動物(極上の白黒のクマ/ 皮と骨/ 狩りの始まり/ 生け捕り作戦)/ 第2部 象徴としての動物(共産主義国の「商品」/ 野生動物保護の顔/ お見合いの政治学/ 第二の生涯)/ 第3部 保護される動物(大統領のパンダ/ 野生のパンダたち/ 飼育下での研究/ 未来へ)

【著者紹介】
ヘンリー・ニコルズ : 1973年生まれ。ケンブリッジ大学を卒業後、シェフィールド大学で進化生物学を専攻し、博士号を取得。現在、イギリスの科学ジャーナリスト、科学雑誌編集者として活躍。ネイチャー誌、ニュー・サイエンティスト誌、インディペンデント紙などに精力的に寄稿している。得意分野は進化生物学、野生動物保護、科学史

遠藤秀紀 : 東京大学農学部卒。国立科学博物館、京都大学霊長類研究所を経て、東京大学総合研究博物館教授。博士(獣医学)。獣医師。動物の遺体に隠された進化の謎を明らかにし、標本として未来へ引き継ぐ活動を続けている。ジャイアントパンダで7本目の指を理論化した

池村千秋 : 翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • akinbo511

    パンダが人目に触れるようになってから今までの人間との関わりを詳細に知ることができた。人寄せパンダとしての一面しか知らなかったことを実感した。監修の遠藤 秀紀のパンダに関する意見もよかった。

  • よっちゃん

    パンダが大好きなので手に取りました。そんな軽い気持ちで読み始めたのですが、読み終わったあとはずっしりと心に来るものがありました。パンダを取り巻く歴史は長い。そしてこれからもその歴史を途絶えさせないように、より良い歴史に変えられるように、考え、行動していかないといけないことがたくさんあると気付きました。

  • siomin

    世界的に大人気のパンダですが、西洋人に発見されてからまだ150年、人気が出始めてからだと100年弱、そして生態が解明されてきたのはわずか20年ほどと、つい最近の話だそうです。この150年のパンダ史をひも解いた1冊。 時には「パンダ外交」のように政治に顔を出し、パンダの有無で動物園の経営に影響を与え、WWFのマークがパンダであるように環境問題に名を残し、さらには生物学や博物館学にも影響を与えてきました。パンダが人間を翻弄し、人間がパンダを翻弄してきたとも言え、それも、パンダが人気高い生き物だからでしょう。

  • tama_lion

    時代の流れの中で撃ちたい!から可愛い!には変わっても、人々のパンダへの熱狂ぶりはずっと変わらなかったらしい。WWF、ロゴは知名度や印刷時の視認性(!)からあっさり決まった割に、実物のパンダの保護にかかわりだしたのはその20年近く後というのは意外な気もするけど、東西対立の時代背景を考えると納得。野生パンダの長い子育て期間が解明され、中国の保護センターでは以前の繁殖サイクルを早めた子パンダ保育園的な飼育が改善されてるというのは喜ばしい。

  • vonnel_g

    世界中で愛される珍獣パンダの発見から動物園での飼育や中国のいわゆるパンダ外交、現地の繁殖計画までを網羅した「パンダとひと」の歴史の本。剥製にするのに反対運動が起こるくだりはちょっと驚いた。吉田健一の本に登場するロンドン動物園のパンダはチチだったのだろうか、などと思う。

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