ソロー日記 春

ヘンリー・ソロー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779119019
ISBN 10 : 4779119014
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
追加情報
:
20

内容詳細

雪がとけ、緑が芽吹く春。生命が躍動しだす季節をソローと歩む。“森の人”の日々!博物誌家、思想家でもあるアメリカの作家ヘンリー・ソロー。1837〜61年に彼が綴った日記を日付ごとに編纂。(「春」編は2月24日〜4月11日)。本邦初訳。

【著者紹介】
ヘンリー・ソロー : 1817‐1862。アメリカの思想家・作家・博物誌家。ハーバード大学卒業後、家業の鉛筆製造のほか、教師、測量、大工などの仕事をしながら、自然観察と思索の記録を膨大な日記に残した。生前に刊行された本は『コンコード川とメリマック川の一週間』、『森の生活』の二冊だが、死後、講演に使われたエッセイや日記なども刊行され、特に「一市民の反抗」はガンジーやキング牧師の愛読書としても知られる。友人ブレークによって、春、夏、秋、冬に編集された日記が、十九世紀の末に刊行される

山口晃 : 1945年生まれ。駒澤大学講師。政治哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kasmin さん

    今のここから解き放たれ、森の奥の濃い香りのただ中にいるような、自由で満ち足りた心地に。ああ、まぎれもなくソローです。いつからか私がなくしたもの。いつ無くしたのだろう……。ソローは持たない幸福をいかにも豊かに愛で、たくさんの恵みを持って輝いてみえます。日記の随所に見られるソロー独自の哲学は難しいけれど、何故かしら触れているだけで満たされます。ソロービアンである友人ブレーク(本書の抜粋者)との往復書簡も読んでみたい。在りし日の、春を歓ぶソローに出会えました。

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