Johannes-passion: R.wilson / La Capella Ducale Musica Fiata

ヘンデル：ヨハネ受難曲

この演奏で指揮を務めるローランド・ウィルソンはトランペットとコルネット奏者として高く評価されるとともに、音楽学者としても活躍。バロック期の知られざる作品を発見、演奏することに力を注いでいます。
　このアルバムに収録されたヘンデルの2つの作品のうち1704年に初演された『ヨハネ受難曲』は、作曲家は匿名で発表された曲。1723年に同じ詩を用いて作品を発表したマッテゾンによる詳細なレビューでも「この作品からは成熟したヘンデルを想起させる」とあり、ヘンデルの作品であることは間違いないでしょう。もう1曲の『コラール・カンタータ』は早期の作品と考えられていますが、こちらもヘンデルらしい輝かしく荘厳な旋律に溢れています。（輸入元情報）

【収録情報】
ヘンデル：
● ヨハネ受難曲
● 『ああ主よ、哀れなる罪びとわれを』によるコラール・カンタータ

　ラ・シャペル・ドゥカーレ
　　ウルリケ・ホフバウアー（ソプラノ）
　　イナ・ジードラチェク（ソプラノ）
　　アレクサンダー・シュナイダー（カウンターテナー）
　　ダヴィッド・エルラー（カウンターテナー）
　　ハンス・イェルク・マンメル（テノール）
　　トビアス・フンガー（テノール）
　　ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ（バリトン）
　　マティアス・フィーヴェグ（バリトン）
　ムジカ・フィアータ
　ローランド・ウィルソン（指揮）

　録音時期：2017年5月28-30日
　録音場所：ケルン、Erzengel-Michael-Kirche
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）