Books

歴史 下

ヘロドトス

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003340530
ISBN 10 : 4003340531
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 明智紫苑

    クセルクセスとアメストリスって鬼畜夫婦だな。それはさておき、旧約聖書のエステル記に出てくるクセルクセスの最初の妃をアメストリスと同一視する人がいるけど、あちらはあくまでもフィクションだよね…? さらに、他ならぬエステルこそがアメストリスだという説もあるようだが、はて?

  • きゃれら

    ダレイオス王の遺志を結局引き継いでヨーロッパ侵略に着手するクセルクセス王の挫折の一代記ということか。クセルクセス遠征軍の内訳が延々と記述されるのを読むと、戦争にコミットなんかするわけない外国人部隊が多すぎて、数はすごいけどダメなんじゃないの?と思ったら案の定という話だった。一大プロジェクトが失敗してしまう経緯は、今と何も変わっていない。あるいは、ロシア、イスラエルも同じ道をたどってしまう可能性もあるのではないか。たいそう読みにくい本ではあるが、読み終えると楽しい読書だったと言える。

  • 壱萬弐仟縁

    アルタバノスは、「束の間の人生におきましても、生よりもむしろ死を願わしく思うことが、一度といわず幾度も起らぬほど仕合せな境遇に生れついた人間は、唯の一人もおりません。不幸に見舞われ、病に悩まされるものには、この短い人生も長すぎるように思えて参ります」(42頁)。これに対して、クセルクセスは、「われわれは現に仕合せを掌中に握っているのであるから、不幸のことなどは考えぬようにしよう」(同頁)と応じている。その後、人類の戦争史の一コマが示唆するのは、仕合せな時など、ごくわずかに過ぎないことを現代人に自覚させる。

  • OZAC

    有名なテルモピュライの戦いやサラミスの海戦を描いた大作。ペルシャ戦争を中心にエジプトやスキュタイの地誌、リュディア王国最後の王クロイソスやペルシア大王ダレイオスの伝記など実に様々な要素が盛り込まれている。個人的にはトゥキュディデスよりもヘロドトスの方が好きだな。

  • みのくま

    前巻までヘロドトスは戦闘を詳述しない特徴があったが、さすがにペルシア戦争のハイライトであるテルモピュライ、サラミス、プラタイアはしっかり記述している。そして論議百出のラストはキュロスの訓戒で唐突に終わる。本巻は今まで突き放して語られていたギリシア及びアテネに寄り添った記述となっている事もあって、かなりエンタメ要素も多く面白い。他方、ペルシア側を悪と断罪するわけではなくバランス感覚は失っていない所も注目に値する。リュディア、メディア、ペルシアと帝国の興亡は続き、そして次はギリシア(アテネ)にその予兆を感じる

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items