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ISBN 10 : 4868390007
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「異議申し立て(クレイム)」を通じて「支配(クラシー)」する―「教育改革のクレイモクラシー」とは何か。アレントの政治的思考とブルデューの社会学的思考を手がかりに、公教育政策における構造的不平等を徹底的に分析、新しい優生思想と政治とが相互依存する実例をあげながら、現代の「寡頭支配体制」の形成について考察する。
目次 : 導入:教育改革のクレイモクラシー/ 第1部 教育政策の政治社会学(教育の現代化/ 知識生産による統治/ 政策の死)/ 第2部 現行の教育政策の政治社会学(〈社会的位置〉/ 〈視点〉/ 実践レジーム/ 交換関係/ 批判的教育政策研究)/ 結論:知的行動主義
【著者紹介】
ヘレン・M.ガンター : マンチェスター大学、マンチェスター教育研究所の名誉教授である。彼女は、社会科学アカデミーの特別研究員(Fellow)であり、2016年のBELMAS(英国教育リーダーシップ・マネジメント・アドミニストレーション学会)の功労賞の受賞者である。彼女の研究は、教育政策の社会科学と学校リーダーシップの分野における知識生産に焦点を当てるものである
清田夏代 : 1968年生まれ。新潟県出身。実践女子大学教職センター教授。国際基督教大学卒業、東京都立大学大学院博士課程満期退学。博士(教育学)。教育行政・制度学
仲田康一 : 1982年生まれ。群馬県出身。法政大学キャリアデザイン学部准教授。東京大学大学院博士課程修了。博士(教育学)。教育行政研究、教育政策研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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