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ヘルマン・ヘッセ全集 第14巻

Hermann Hesse

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784653039846
ISBN 10 : 4653039844
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

数多くの名作を残し、青春の作家、反体制的な作家、老いと死に向き合う作家として様々な魅力を持つヘッセの文学作品を集成。本巻は邦題「愛と死」で知られる「ナルツィスとゴルトムント」と、「牧歌」を新訳で収録。〈受賞情報〉日本翻訳出版文化賞(第44回)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 訪問者

    この巻の『ナルツィスとゴルトムント』こそ波乱万丈のストーリー展開、そして魅力的な登場人物とヘッセの最高傑作ではないだろうか。もっとも古くからヘッセと親しんできたので、どうしても高橋健二訳『知と愛』のタイトルが頭に浮かんでしまう。

  • 訪問者

    「ナルツィスとゴルトムント」であるが、昔の高橋健二訳では「知と愛」というタイトルだった。むろん、「ペーター・カーメンツィント」で十分であり、こういう日本語タイトルには昔から批判もあったが、かっての洋画の日本語タイトルと同じく、これも昔の古き良き翻訳文化だったのかもしれない。少なくとも、本書を読み終えた後は、タイトルは「知と愛」でいいんじゃないと納得するものがある。いずれにしても、まだ「ガラス玉遊戯」を残しているとはいえ、本書は小説としての完成度の高さやストーリーの面白さも含めて、ヘッセの最高傑作だろう。

  • 菊地

    ナルツィスとゴルトムントを読みました。ヘッセが何だか魅力を感じなくなってきた……ちょっと病的な作風が多いような。この時期のは。前は郷愁やクヌルプ、デミアンに燃えるような感動を抱いたものだけど、ヘッセの魔力は若いときにしか通用しないのかもしれない。でも、ヘッセの魅力はまだ口を開けて説明し、太鼓判を押すことができる。この作品でも、寂しげな作風はまだ生きている。ヘッセは自然描写が美しく、濡れている月や草花をイメージさせる。雨後の月や野原などを。さっぱりしていて、静か。霧のかかった湖のような静けさと美しさ。

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