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ISBN 10 : 4588140906
Content Description
ドイツ哲学衰退期の歴史にあえてターゲットを絞り、ヘーゲルとハイデガーの間の哲学的空白という広く共有された信念、その結果として新カント学派に下された認識論への還元主義という一面的な評価、生の哲学がおよぼした絶大な影響力の忘却など、現代のかたよった哲学的認識に再考をうながす。「問題史」的構成によって近現代ドイツ哲学へのパースペクティブを与えてくれる必読の基本文献。
【著者紹介】
ヘルベルト・シュネーデルバッハ : ドイツの哲学者。1936年生まれ。フランクフルト大学でアドルノに師事し、1965年に哲学博士号、1970年に大学教授資格を取得。フランクフルト大学での私講師を経て、1978年にハンブルク大学教授に就任。1993年からベルリン・フンボルト大学に移り2002年に退官。1988‐90年にはドイツ哲学会の会長もつとめる。氏の研究は、フランクフルト学派の流れをくみながらもその批判理論の乗り越えを目指し、言語論的転回を経た現代哲学の条件下でも通用しうる「哲学的ディスクルス」の可能性を探求するものである。2024年没
舟山俊明 : 1950〜2024年。慶應義塾大学名誉教授
朴順南 : 1979年生まれ、慶應義塾大学文学部元非常勤講師
内藤貴 : 1975年生まれ、慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学
渡邊福太郎 : 1981年生まれ、慶應義塾大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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