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ISBN 10 : 4588420100
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オーストリアにおけるボヘミア人、ドイツにおけるオーストリア人、世界におけるユダヤ人として―幾重にも疎外された遍歴の巨匠=マーラーの生涯を、青春時代から没年までの書簡によって跡づける。全464通を収録。
目次 : グスタフ・シュヴァルツ宛(イーグラウ、一八七五年八月二八日)/ 楽友協会音楽院宛(「日付なし、ウィーン、一八七六年」)/ ユリウス・エプシュタイン宛(「日付なし、イーグラウ、一八七七年夏」)/ グスタフ・シュヴァルツ宛(イーグラウ、七七年九月六日)/ ヨーゼフ・シュタイナー宛(プスタ‐バッタ、一八七九年六月一七日)/ エーミール・フロイント宛(バッタ、一八七九年六月)/ アントン・クリスパー宛(「郵便消印:ウィーン 一八七九年九月二二日」)/ アントン・クリスパー宛(「日付なし。一八七九年一一月末および一二月一四日」)/ アントン・クリスパー宛(「日付なし。消印:ウィーン、一八八〇年三月三日」)/ アルベルト・シュピーグラー宛(「日付なし。消印:ハル、一八八〇年六月一二日」)〔ほか〕
【著者紹介】
ヘルタ・ブラウコップフ : 2005年1月19日81歳の誕生日を迎えてまもなく、惜しくも病に倒れたヘルタ・ブラウコップフ(旧姓ジンガー)は、ゲルマニスティクの学位を持つマーラー研究者であるが、著名な音楽学者で、オーストリア初の、また唯一の音楽社会学者としてウィーン大学で活躍したクルト・ブラウコップフ(チェルノヴィッツ1914〜ウィーン1999)の妻として、夫とともにウィーンとマーラーに関する数多くの著書を上梓している
須永恒雄 : 1950年東京生まれ、都立大学大学院博士課程中退。現在、明治大学法学部教授。オーストリア文化研究に携わり、主にシュティフター、ブルックナー等を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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