Books

武器よさらば 上

Ernest Miller Hemingway

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003232620
ISBN 10 : 4003232623
Format
Books
Publisher
Release Date
May/1992
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第一次大戦のイタリア戦線。アメリカ人中尉ヘンリーは武器を投げ捨て、恋人のイギリス人特志看護婦バークレイとともに非情苛酷な戦場から逃れる。だが、運命は彼らの愛の成就を許さなかった。物語は、余分な修飾語をはぶき、歯切れのよい文体で展開してゆく。前作『日はまた昇る』で得た名声を確固不動のものにした傑作。

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • esop

    ヘミングウェイの長編小説。 舞台はイタリア、第一次世界大戦である。 主人公 フレデリックヘンリー(アメリカ人)視点で物語は進む。 小気味良いテンポで話は進む。 当時の背景を知らないとわからない部分があるが、読みやすい。 テーマは戦争と恋愛。 戦争の厭世観と善悪議論。登場人物は少ないがそれぞれキャラが立っている。 キャサリン、素敵な人なんだろうなぁ〜 下巻へ

  • 特盛

    WW1のイタリア軍に参加した米国人ヘンリー。米国の参戦前に衛生兵輸送士官として飛び込んだ。理由はよくわからない。万事淡々。彼は不慮の砲撃で大けがを負う。ナポリに下がり、イギリス人看護婦のキャサリンと恋に落ちる。遊びの恋は本気の恋に変わる。回復後彼女と離れ戦線に戻るのだが、別れの前の散歩のシーンがとても美しい。後数時間後には汽車が出る。瞬間瞬間が輝く。戦場では皆戦争は思ったよりやばい狂気だと気づきだす。長期化の予感を漂わせ、厭戦気分も侵食しだしたところで下巻へgo。古い訳だが文体の躍動感が伝わり読み易い

  • イプシロン

    どの時代、どの国にもいるだろう、ふつうの男と女――下士官兵士と特志看護婦――が戦争の現実を理解せぬまま、その渦に巻き込まれてゆく様は現代にも通じている。二人が恋心を互いに抱きあうのは、彼が負傷してから。戦争によって結ばれた恋愛であるのが悲しい。極限状態になってはじめて相手の存在の重さに気づく哀れ。だがそれは戦争が人と人の絆を破壊することへの気づきでもある。当たり前などないことを忘れる無感覚ゆえといえるだろう。そうなる原因は、信仰をもたないゆえに無意識に人間性を喪失してゆく安逸さにあるという示唆は鋭い。

  • ペペ

    背景知識をほぼゼロで読み進めたが、場面場面の展開が早く、内容も分かりやすかった。また、戦争の非情さや冷酷さを訴えかけてくる本でした。続いて下巻も読みます。

  • shayna

    第一次世界対戦のイタリア戦線で戦争に身を投じるアメリカ人中尉のヘンリーは、イギリス人看護婦のキャサリンと出会う。 次第に距離を縮め、恋に落ちる二人。やがてキャサリンは妊娠し、二人は戦場から離れて安住の地での暮らしを求めつつも、容赦なく戦争は周囲の命を削っていく。 ルポタージュのような、ヘミングウェイ自身の戦線での経験をそのまま描写しているような、余計な修飾語のない写実的で現実的な文章にぐいっと引き込まれる。 登場人物に心情移入はしないが、、訳がかなり古かったので多少読みにくさを感じるところもあった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items