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ISBN 10 : 4766141008
Content Description
糸を使わずに1枚の紙を折ることで、星、風車、王冠、魚の骨、蜘蛛の形のようにも見える、美しい造形の本ができあがる。
製本と紙を折ることを極めた著者が、究極の紙折り技法を詰め込んだ伝説の一冊がついに日本版として登場。
【著者紹介】
ヘディ・カイル : ベルリン生まれ。1959年ドイツ、ヴィースバーデンのWerk‐Kunst‐Schule(工芸学校)卒、グラフィックデザイン専攻。その後間もなくアメリカへ移住。図書修復士として、ニューヨーク植物園の図書修復センターを共同設立。ギルド・オブ・ブックワーカーズ名誉会員。ゲイリー・フロスト、ティム・バレットらとともに、現在まで40年以上続く紙と本づくりの私塾、ペーパー&ブック・インテンシブ(PBI)を創立。フィラデルフィアに拠点を置くアメリカ哲学協会では、修理製本の部門の部門長を務める。フィラデルフィア芸術大学大学院の「ブックアートと版画」コースでは非常勤で教え、長年にわたり多くの保存修復士やブックアーティストたちにとっての教師であり先導者となった。他に類のない独特の作品は多くの博物館、美術館、その他の機関や個人コレクションに収蔵され、アメリカ内外で多くの単独展共同展に出展されてきた。現在は夫とともに、ニューヨーク州中部のキャツツキル山地に住み、日々制作を続ける
ウラ・ワーコール : サンフランシスコ生まれ、1989年ニューヨークのクーパー・ユニオン卒、建築専攻。1990年代に建築設計に従事した後、構造に対する多分野からのアプローチを20年にわたり展開。インテリア、建築、舞台セットなど大規模な対象と、本、テキスタイル、アーティストとのコラボレーションや製作物など小スケールの対象の両方に活動を拡げ、一貫して素材と技術の探究に傾倒する。現在は家族とともにペンシルベニア州バックス郡在住、自身の木材加工所とアトリエを行き来して生活する
相沢美和子 : MIW@。新潟県生まれ。幼少期より紙をジャバラに折って遊び、一枚の紙から本を作る方法を独力で考案する。中学生の頃、『千羽鶴折形』(江戸期)を読み、端がつながった連鶴を折ることに熱中。就職後、製本工房リーブルの岡野暢夫氏に製本技術を学ぶ。ヘディ・カイルの作品と出会ったことによって、紙を設計し立体に組み上げる面白さに目覚める。世界最小ブロックのナノブロックアワード2011に豆本を出品し、優秀賞を受賞。紙を折って作る製本講座を多数開催。日本豆本協会会員
井原恵子 : 東京芸術大学美術学部卒。総合デザイン事務所にてリサーチ、コンセプトワーク、ライティングに従事。2002年よりフリーランスにて、デザインリサーチおよびデザイン・建築関連の編集・執筆・翻訳を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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