CD 輸入盤

『ピアノによるバレエ組曲集〜牝鹿、模範的な動物たち、オーバード』 アルマンゴー

プーランク(1899-1963)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573170
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

アルマンゴー/プーランク:バレエ組曲(ピアノ編曲版)

軽妙洒脱、そして繊細でユーモラスなプーランクの作品には汲めども尽きぬ魅力があります。そのメロディの歌わせ方、ハーモニー、リズムのどれもが、いかにもフランス風であり、決して革新的ではなかったにせよ、独自の世界を築き上げたことは間違いありません。ここで聴く事のできるピアノ版のバレエ作品は、とても珍しいものですが、彼自身はバレエ作品を書くとき、他の作曲家のようにまず「ピアノ・スコア」を作成し、それを管弦楽版に仕立てることが多く(バレエのリハーサルのために)、これらもそんなスコアに基づいて演奏されています。
 パリ・オペラ座からの依頼で作曲された『模範的な動物たち』。詩人ラ・フォンテーヌの「寓話」からテキストが取られたこの物語、ありがちなお話の中にピリリと教訓が込められた小気味のよいものなのですが、プーランクは音楽で更に創造的な世界を描きあげています。こちらのピアノ版は作曲家自身が同意した1951年のヨハンセンによるヴァージョンで演奏されています。タイトルに「若い娘たち」の意味がある『牝鹿』も人気作品。バレエ曲でもあり、協奏曲でもある『オーバード』(夜明け)は、恋を禁じられた女神ディアーヌの失恋物語。彼の私生活の失意が反映されているとも言われています。(NAXOS)

【収録情報】
プーランク:
● バレエ組曲『模範的な動物たち』 FP111(1940-1941)(グラント・ヨハンセン編)
 第1曲:夜明け
 第2曲:熊と二人の仲間
 第3曲:セミと蟻
 第4曲:恋するライオン
 第5曲:中年男と二人の花嫁候補
 第6曲:死神ときこり
 第7曲:2羽の雄鳥
 第8曲:昼食

● バレエ音楽『牝鹿』 FP36(1923)(ピアノ版)
 第1曲:序曲
 第2曲:ロンド
 第3曲:アダージェット
 第4曲:ラグ−マズルカ
 第5曲:アンダンティーノ
 第6曲:フィナーレ

● バレエ音楽『オーバード』 FP51(1929)(ピアノ版)
 トッカータ
 レチタティーヴォ、ディアーヌの仲間たち
 ロンド、ディアーヌと仲間たち
 ディアーヌの化粧室
 レチタティーヴォ、「ディアーヌのヴァリアシオン」への序奏
 アンダンテ、ディアーヌのヴァリアシオン
 ディアーヌの絶望
 ディアーヌの別れと出発

 ジャン=ピエール・アルマンゴー(ピアノ)

 録音時期:2013年2月21-23日(オーバード)、3月28-29日,4月6-7日(牝鹿)、4月11-13日,5月3日(規範的な動物たち)
 録音場所:パリ、イヴリー=シュル=セーヌ、ピエール・マルボス、スタジオ「4:33」
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 ピアノ版による世界初録音(牝鹿、オーバード)

内容詳細

オーケストラ曲を書くにあたって、その前段階でピアノ・スコアを作成するのは良くあること。この盤では基本的にそうした版が演奏されているとのことだ。それにしても、これだけこまごまと書き入れてもスッキリと響かせるプーランクの手法とセンスは抜群。身のこなしの良い洒落た演奏。(教)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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「世界初録音」の期待をものの見事にひっく...

投稿日:2015/03/07 (土)

「世界初録音」の期待をものの見事にひっくり返してくれる 超「よれよれ」演奏。 おそらくご高齢のピアニストなのだろう、スローな部分やピアニシモの タッチはそこそこ美しいのだが、 音が厚めのパートや速いパッセージは耳を覆いたくなる。 全く指が回らないし、とにかく「よれよれ」です。 こういう演奏をCD化して平気で出しちゃうところがいかにもNAXOS。 憎めないなぁ…

joe さん | 神奈川県 | 不明

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