Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• spatz

  読了日：2023/04/20

  フランスのエリートが・・・！というふうに銘打たれると、どんな層に向けてなのか、自分にはどう接したらいいのか正直わからなくなってしまうのですが。目次をみると、内容がいかに多岐にわたるかに圧倒される。 800ページごえ。これは、確かに、教科書、なのだ。 最初から最後まで通して読む必要はない、必要なときに、必要な箇所を。 筆致もわかりやすく、本棚に置いておきたい一冊。 歴史、などは特に書き手によって内容や印象が変わる分野でもあるので、日本の教科書とどう違うか、など興味深い。

• jjm

  読了日：2022/09/10

  拾い読み。フランスで使われている世界史、哲学、科学史等の教科書のような印象。副題にある「最高峰の知性」なのか？というと謎ではある。本書を読むことで、フランスのエリートの思考回路が理解できるとあるが、フランス人がこれらの科目をどのように習っているかというのはわかるかもしれない。「20世紀の日本の運命は外国によって左右され、国際情勢によるところ大」「日本は戦後、格安円レート、多大な復興援助、国防軍事費なしのため成功するのは当たり前、『日本の奇跡』は誇張しすぎ。真の奇跡はフランスである」なるほど、こう習うのか。

• 桜

  読了日：2023/04/14

  図書館本。販売時から気になっていたものの、あまりに分厚いので買うのが躊躇われ、まず図書館で借りたが、面白くてページを捲る手が止まらない。もっとじっくり読みたいので購入。自分の断片的な知識が繋がる感じがする。これを入門にもっと詳しい本にいくのもよいかもしれない。いずれにせよ、置いておきたくなる本。

• Tsubasa-1125

  読了日：2025/07/19

  SNSでおすすめされていて購入した一冊。途中までは順調に読み進めたが、途中からダレてしまい読了まで2ヶ月程度要した。リベラルアーツの基礎を学ぶのに充分な一冊。一度読んでだけでは5-10%程度しか内容入ってこないので、必要なタイミングで必要な部分を再読したい。日本の歴史が国外の視点で描かれている部分が特に面白かった。日本の戦後復興は他国の援助による必然である。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します