DVD

歌劇『西部の娘』全曲 ドミンゴ、ダニエルズ、スラットキン&MET

プッチーニ (1858-1924)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCBG1076
組み枚数
:
1
:
日本
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

プッチーニ:『西部の娘』の決定版!
ジャンカルロ・デル・モナコ演出、
レナード・スラットキン指揮
ドミンゴ、ダニエルズ、ミルンズの主演!

イタリア・オペラの伝統にのっとりながらも常に斬新な技法を取り入れ、音楽と劇とが見事に融合した数々の名作を残した後期ロマン派を代表するオペラ作曲家、ジャコモ・プッチーニ。
 彼の代表作の一つ『西部の娘』は、『蝶々夫人』の作家でもあるベラスコの戯曲『黄金の西部の娘』をもとにつくられたもので、インディアンの歌や19世紀半ばのアメリカの民謡などを巧みに引用し、ゴールド・ラッシュに湧く1850年代アメリカ西部の鉱山の街を舞台にした、いわゆる西部劇をオペラ化することに成功したという画期的な作品。
 筋立ては、酒場の女主人ミニーと盗賊の首領ディック・ジョンソンの純愛を軸に、荒くれ者たちや保安官たちとのやりとりを描いたというもので、中でもディック・ジョンソンの歌う「やがて来る自由の日」や、ミニーの歌う「ソレダードにいた時」には感動的な美しいアリアとして人気があります。
 『西部の娘』は初演が大成功だったことでも知られています。1910年にメトロポリタン歌劇場で、カルーソー、デスティン、アマートの歌、トスカニーニの指揮でおこなわれたそのときの上演は、プッチーニの生涯でも最高のセンセーショナルなものだったといわれており、その後の不人気とは対照的なものがありました。

 当DVDには、1992年4月に行なわれたメトロポリタン歌劇場での上演が収録されており、現代にあってもこの作品の生命はまだまだ輝きがあることを証明するかのようなパワフルな舞台が印象的です。

【収録情報】
・プッチーニ:歌劇『西部の娘』全曲
 ミニー(酒場ポルカの女主人):バーバラ・ダニエルズ
 ディック・ジョンソン(盗賊団首領ラメレス):プラシド・ドミンゴ
 ジャック・ランス(保安官):シェリル・ミルンズ
 ニック(酒場ポルカの給仕人):アンソニー・ラシューラ
 アシュビー(ウェルズ・ファルゴ運送会社の支配人):ジュリアン・ロビンズ
 ジェイク・ウォーレス(大道歌手):ヤンニ・ヤニシス
 ビリー・ジャックラビット(インディアン):ハオ・ジャン・ティアン
 ウォークル(ビリーのインディアンの妻): ソンドラ・ケリー
 ホセ・カストロ(ラメレスの盗賊団の男):ヴァーノン・ハート
 郵便配達夫:マイケル・ベスト
 ソノーラ(鉱夫):キム・ジョゼフソン
 トゥリン(鉱夫):チャールズ・アンソニー
 シッド(鉱夫):ジェイムズ・コートニー
 ベッロ(鉱夫):リチャード・ヴァーノン
 ハリー(鉱夫):バーナード・フィッチ
 ジョー(鉱夫):マイケル・フォレスト
 ハッピー(鉱夫):ケヴィン・ショート
 ラーケンス(鉱夫):ドゥエイン・クロフト

 メトロポリタン歌劇場合唱団
 メトロポリタン歌劇場管弦楽団
 指揮:レナード・スラットキン

 演出:ジャンカルロ・デル・モナコ
 装置&衣装:マイケル・スコット
 証明:ジル・ウェクスラー
 映像監督:ブライアン・ラージ

 録音:1992年4月 ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場

内容詳細

開拓時代のアメリカ西部を舞台とした、プッチーニの『西部の娘』。ドミンゴのほか、アメリカでは人気のあるダニエルズやミルンズも参加したメトロポリタン歌劇場のライヴを堪能する。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 歌劇「西部の娘」

ユーザーレビュー

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『西部の娘』は録音と映像で以前から知って...

投稿日:2021/12/14 (火)

『西部の娘』は録音と映像で以前から知っていたが、この映像を観て今回初めてこの作品が実は深いものがあることが分かった。 このドラマについて色々と考えさせられたのは、やはりドミンゴの歌と演技が貢献していると思う。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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演出はジャンカルロ・デル・モナコだが、メ...

投稿日:2010/04/29 (木)

演出はジャンカルロ・デル・モナコだが、メトロポリタンの舞台ということもあって、イタリア語で歌われているのに違和感があるほど見事に西部劇に仕上がっている。それにはドミンゴとミルンズのキャスティングの成功によるところが大きいだろう。この作品は映像も少なく、それだけプッチーニの作品の中でも人気薄なのだろうが、おそらく当分の間はこのDVDがベスト盤であり続けるだろう。ダニエルズは、今時のヒロインにしてはいささか量感があり過ぎるが、3幕の独唱などでは声量もあって悪くない。スラットキン&メトも、軽快でありながらも、時としてなかなか抒情的な響きも聴かせる。なお、画質はまずまず、音質は良好だ。

烏 さん | 広島県 | 不明

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ドミンゴ・ダニエルズがともに良いのは今さ...

投稿日:2006/07/27 (木)

ドミンゴ・ダニエルズがともに良いのは今さら言うまでもないと思いますが、ミルンズが特に素晴らしい。彼にしては珍しく「嫉妬心に燃えたイヤな奴」を演じていますが、これがなかなか見事なのです。ミルンズの芸域の広さを証明する作品になっていますね。「西部の娘」はプッチーニらしくないという世評がありますが、見ればけっこうプッチーニお得意の「愛憎劇」になっていますので、世間の評判に惑わされずに見ることをお勧めします。

S,A さん | 東京都 | 不明

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