CD 輸入盤

『トスカ』全曲 ダニエル・ハーディング&聖チェチーリア国立音楽院、エレオノーラ・ブラット、ジョナサン・テテルマン、他(2024 ステレオ)(2CD)

プッチーニ (1858-1924)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4866997
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


スター歌手が最高の指揮者&オーケストラと「夢を叶えた」名作オペラの最新録音

2024年に没後100周年を迎えたことで話題となったジャコモ・プッチーニですが、その作品はイタリア・オペラの中でも特に人気があります。今回は中でも名作の歌劇『トスカ』の最新録音がドイツ・グラモフォンより発売されます。CD2枚組。
 演奏されたのはイギリス出身のダニエル・ハーディングが音楽監督に就任して初めて登場したサンタ・チェチーリア国立アカデミーの2024/25シーズン開幕の夜でした。カヴァラドッシ役はチリ生まれのアメリカ人テノール歌手ジョナサン・テテルマン、トスカ役はイタリアのソプラノ歌手エレオノーラ・ブラット、スカルピア男爵役はフランスのバリトン歌手リュドヴィク・テジエなど、スター歌手が集結しました。これらの経験豊富な演奏者たちはオペラのドラマをコンサート形式で見事に呼び起こし、声楽とオーケストラの最も繊細なニュアンスを際立たせ、プッチーニのこの非常に優れた作品の細部までじっくりと聴かせています。

「この素晴らしいオーケストラとともに、ローマでカヴァラドッシを歌うという夢が叶いました」〜ジョナサン・テテルマン
「最上級のローマのオペラ」〜ダニエル・ハーディング
「彼のカヴァラドッシは期待通り弱くもあり英雄でもある」〜BBCミュージック・マガジン誌
「サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団と合唱団は、世界最高の歌劇場に匹敵する・・・ダニエル・ハーディングは楽譜を完全に理解し、プッチーニのオーケストレーション、その繊細さや現代性、さらにその表現力とドラマの力を最大限に活用する方法を熟知していることを作品の冒頭から証明している」〜Giornale della musica ウェブサイト(輸入元情報)

【収録情報】
● プッチーニ:歌劇『トスカ』全曲


 エレオノーラ・ブラット(ソプラノ/フローリア・トスカ)
 ジョナサン・テテルマン(テノール/マリオ・カヴァラドッシ)
 リュドヴィク・テジエ(バリトン/スカルピア男爵)
 ジョルジ・マノシュヴィリ(バス/チェーザレ・アンジェロッティ)
 マッテオ・マッキオーニ(テノール/スポレッタ)
 Davide Giangregorio(バス/堂守)
 ニコロ・チェリアーニ(バス/シャローネ)
 コンスタンティーノ・フィヌッチ(バス/看守)
 Alice Fiorelli(羊飼いの少年)
 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団&合唱団
 ダニエル・ハーディング
(指揮)

 録音時期:2024年10月18-27日
 録音場所:ローマ、アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ
 録音方式:ステレオ(デジタル)

ユーザーレビュー

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新星エレオノーラ・ブラットが素晴らしいト...

投稿日:2025/04/06 (日)

新星エレオノーラ・ブラットが素晴らしいトスカを聴かせる。声自体の輝かしさはもとより、繊細な表情の美しさ、劇的な場面のメリハリともに申し分なく、半世紀前のミレルラ・フレーニを思い出させると言っても過言ではない。フリットリ以来、久しぶりの純イタリア産ディーヴァだけに、このところロシアや東欧出身のソプラノ頼りだったイタリア・オペラ界をしばらく席巻するのではないか。テテルマンは強さと弱さを兼ね備えた「等身大」のカヴァラドッシ。これも悪くないが、さらに印象深いのは、例によって主役テノールを食ってしまっているテジエのお下劣な悪党ぶり。演奏会形式上演の映像もあるようだが、音だけでもその怪演ぶりが目に見えるようだ。ハーディングは全曲を完全に支配しているが、かつてのマゼールのようなアクの強さは感じない。緻密、周到だけど、このオペラがしばしば陥りがちな下品な感じにはならない。こういう『トスカ』どこかで聴いたよね、と思い返してみて分かった−−サイモン・ラトルに似ているんだ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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