ブレンダン・コーナー

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ハイジャック犯は空の彼方に何を夢見たのか 亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ2

ブレンダン・コーナー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750514321
ISBN 10 : 4750514322
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
376p;20

内容詳細

「なぜ彼らはテロを選んだのか」11年間で159機がハイジャックされた理由とは?国外逃亡を成功させた黒人帰還兵と白人女性のカップルを主人公に、社会の中で居場所を失くした人間たちの魂のうめきを描きだす。「ニューヨーク・タイムズ」はじめ全米各紙で激賞された迫真のノンフィクション!

目次 : 「笑顔を崩すな」/ クースベイ/ 「もうアメリカ人でいたくないんだ」/ 黒い天使/ 「おれはここにいる、存在している」/ シジフォス作戦/ 「きみたちの中にウェザーマンがいる」/ 「ヘリは使えないのか?」/ 「全部、嘘」/ 選択/ 「私たちは友達になります」/ 「私の唯一の爆弾は私の人間的な心だ」/ 「革命家を辞職するなんてことが、どうしてできるんだ?」/ 「オリンピックの事件なんか、何でもなかったってことをわからせてやるぜ」/ 「ムッシュ・ルカニュエ、誰だって金を盗んでおいて…」/ オメガ/ トゥイテーィー/ 消去

【著者紹介】
ブレンダン・I.コーナー : 「ワイアード」誌の寄稿編集者、ライター。「ニューヨーク・タイムズ」紙と「スレート」誌の元コラムニストとして、「コロンビア・ジャーナリズム・レビュー」誌の「新星若手ライター10人」に選出。「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」「ハーパーズ・バザール」など多くの雑誌や出版物に寄稿

高月園子 : 翻訳者・エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • スパシーバ@日日是決戦 さん

    {2015年}<2015年> 初めてアメリカ領空内でハイジャックが起きた1961年から1972年の間に、159便の民間航空機がハイジャックされた。1972年、若いカップルが起こした事件は、史上最長距離を飛ぶという離れ業をやってのけ、逃亡先で革命家・国際地下組織・貴族・映画スターらと交流。だが、故郷に残してきた双子の娘を思い帰国を切望する男..。金属探知機やX線検査装置もなく、空港警備員もいなかった時代。怖いのは、パイロットやキャビン・アテンダントの中に善からぬ思想の持ち主がおり、自爆..(身震い)。

  • ぶいしーてん さん

    空港に行けば保安検査場に並び鞄の中身を晒して金属探知機を通り最近じゃ入管に指紋ほか生体情報まで差し出してなるほど"9.11以後"ですねえという感じだけど、じゃあ我々は何をきっかけに空の安全と引き換えに自由を売り渡したのだろう、となるとアルカイダでもPFLPでもドイツ赤軍でもなく、どうも1972年に黒人ベトナム帰還兵と白人ヒッピー女のカップルが起こした行き当たりばったりなハイジャックが転換点らしい。米領空で159機もの旅客機が乗っ取られた1961-1972年という時代と航空セキュリティの導入史を複線的に描く

  • ハパナ さん

    旅客飛行の大衆化と共に増加したハイジャック事件。乗客への保安検査がほぼ無い時代から、金属探知機等で全員検査が適用されるまでの間に起きた事件の一つを、犯人当人への直接取材も踏まえて書かれた本です。 ホルダー&カーコウの件を主題に話が進みますが、ちらほらと他の事件も短編として挿入されていますね。 不謹慎ながら、航空会社とFBIのせめぎあいが面白いと思ってしまった。 あと、落とし穴トラップによりハイジャック犯を排除する案は、真顔で議論されたのかが気になる所です。

  • tkdmsk さん

    1972年にあるカップルが起こした事件を中心に、60年ごろからパンデミック的に急増したハイジャックの事例とその心理・社会的背景、政府と航空会社が取った対応を描く。ハイジャックという犯罪を通して、ベトナム戦争や公民権運動など当時のアメリカが抱えていた問題が見えてくる。

  • ベル さん

    【NF 事件/事故L】ハイジャック黄金時代といわれた60年代〜70年代初頭の米国で、米国史上最長飛行距離のハイジャックを見事成功させたホルダーとカーコウ。本書はそんな二人の破天荒な人生を軸に、様々なハイジャック犯たち、そして米国の空港保安体制の変遷を見事に活写した作品だ。米国でも数々の賞を受賞しているそうで、なるほど、たしかに面白い!が、当初コミカルな様相を見せた二人の関係が、徐々に悲哀に満ちてくる展開は、予想がつくとしても、切なかった。カーコウはその後どうなったのか……。とても気になるところです。

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