ブルク: 管弦楽作品集 第2集
1937年ウクライナのハリコフで生まれ、現在はフィンランドに住むブルク。タンゴの作曲家として知られていますが、彼の作品の中で重要な位置を占めるのが自身のルーツであるユダヤ教や、1974年に移り住んだ第2の故郷フィンランドのカレリア神話などにインスパイアされた21作の交響曲です。
このアルバムに収録されているのは2018年に作曲された3つの交響曲。これは20世紀前半に起きたユダヤ人迫害についての三部作であり、ブルクの特徴である万華鏡のような色彩感や、表情豊かな旋律、そしてドラマティックな音楽語法で、自身も体験してきた壮絶なユダヤ人の歴史を描きだしています。
バルト諸国で最も古い歴史をもつラトビアのリエパーヤ交響楽団と、1989年に設立されたリトアニア国立交響楽団による演奏です。(輸入元情報)
【収録情報】
ブルク:
1. 交響曲第19番(2018)(我々の小さな町が燃えている/Ele-bele/おお、ハンマー、ハンマー、ノック!)
2. 交響曲第20番(2018)
3. 交響曲第21番『悪い予感:アンネ・フランクの想い出に』(2018)(悪い予感-1/悪い予感-2)
アルヴィダス・カズラウスカス(バリトン・サクソフォン:1)
リエパーヤ交響楽団(1,3)
リトアニア国立交響楽団(2)
マーリス・クプチス(指揮)
録音:
2019年3月26-29日 Great Amber Concert Hall, Liepaja, Latvia(1,3)
2019年5月20-22日 Congress Hall, Vilnius, Lithuania(2)
世界初録音