ブラム・ストーカー

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ドラキュラ 愛蔵版世界の名作絵本

ブラム・ストーカー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784338260039
ISBN 10 : 4338260033
フォーマット
出版社
発行年月
2012年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
55p 28×27cm

内容詳細

嵐の夜。イギリスの法律事務所で見習いをしている青年ジョナサン・ホーキンズは、カルパチア山脈のとある城砦の扉を叩く。そこの主人は、ドラキュラ伯爵という人物であった。まとった長い黒いマントのせいで、この大男の土気色の顔はいっそう際だっており、ジョナサンは、そのあまりに強烈な印象に圧倒される。しかしながら、ドラキュラにとても親切にもてなされ、ジョナサンの不信感はすっかり消えてしまった。そして、ジョナサンは薬を飲まされ、眠りこんでしまう。ふと目が覚めると、彼は伯爵の囚われの身となっていた。そして首からは血のしずくが…。

【著者紹介】
ブラム・ストーカー : 1847‐1912。アイルランドのダブリンに生まれた小説家で、本名はエイブラハム・ストーカー。演劇が大好きで、劇評などを書き、名優ヘンリー・アーヴィングの秘書として、アーヴィング一座を裏から支えた。小説家としては、『ドラキュラ』(1897)が圧倒的に有名で、たちまちベストセラーになった

ブリュチ : 1967年フランス・ストラスブール生まれ。本名はクリスチャン・インカー。フランスを代表するバンド・デシネ(ベルギーやフランスの漫画)作家の1人。アール・デコを学んだ後、1988年フランスの月刊コミック誌『フリュイド・グラシアル』にデビュー作を発表。斬新的なストーリー展開や想像力に富んだユーモアですぐさま有名になる。イラストレーターとしても活動しており、フランスの新聞『リベラシオン』や、アメリカの雑誌『ザ・ニューヨーカー』などにイラストを提供している

宮下志朗 : 1947年生まれ。東京大学大学院修了。フランス文学専攻。現在、放送大学教授、東京大学名誉教授。著書に『本の都市リヨン』(晶文社、大佛次郎賞)など

舟橋加奈子 : 1984年愛知県生まれ。幼少期をベルギーのブリュッセルで過ごす。1年間のフランスはブザンソンでの留学を経て、上智大学外国語学部フランス語学科を卒業。その後、東京大学大学院総合文化研究科にて日本で翻訳出版されたフランス語絵本について研究。在学中は日仏通訳としても活動。同大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    油絵とパステルを組み合わせたような色合いやタッチの絵が怖すぎる・・・。犠牲者になったルーシーの臨終で「歯茎が下がって犬歯が尖っている」という台詞に戦慄。でもヴァンヘルシングもヴラド三世への言及も出てこないので物足りなかったです。そういえばFateで虚淵玄氏が設定し、篠田真由美さんが『ドラキュラ公』で描いたヴラド三世って「真摯な信仰があったにも関わらず、後世のフィクションによって怪物化され、歪まされ、貶められた者の象徴」としていたっけ・・・。物足りなかったから今度、平井呈一氏が翻訳したものを読むつもりです。

  • キジネコ さん

    ブラムストーカーの作り出したヴラド・ツェペシの物語は、後世様々な吸血鬼伝説を生み出す一つの起点として私達まで照らす妖しの光をともしました。この本も、フランスのバンドシネ作家のブリュチの手によって見事な絵本として独特の世界観を読者の眠りの世界に届けます。ドラキュラとは「ドラゴンの息子」という、謂わば綽名だそうです。6月17日の夜空に浮かぶ苺の月光に守られて読了。封印された不都合な事実が世界のどこかでカタカタと重い棺の蓋を持ち上げているかも知れません。又今日も夜が来る。耳を澄ませて怠りなく。くれぐれも…

  • starbro さん

    先日読んだ「こわい絵本」に紹介されていたので魅かれて読みました。「こわい絵本」紹介シリーズ第三弾です。表紙の絵からしてゾクゾク感満載で期待しても読みました。挿絵は十分おどろおどろしく怖いのですが、吸血鬼ドラキュラというとクリストファー・リーのイメージが強いため、ギャップがありました。また絵本でありながら文章が長く、全く挿絵のないページが何ページもあったのが残念です。完全、大人向け絵本です。

  • 小夜風 さん

    【図書館】表紙怖っ!この手がまるで絵本から出てきそうで(実際盛り上がって見える)、正視出来ません。中の挿し絵も怖くて、頁を捲る度にビクビクしちゃいました。吸血鬼が、自分の罪を悔いることなく死んだために「死」にすら受け入れてもらえずに生き続けなくてはならない、というのは初めて知りました。何か伝染病のように感じていたので……。それを思うと、いくら彼らを退治しても、また新しい吸血鬼が生まれてしまう可能性があるんですね〜、怖い怖い。

  • うーちゃん さん

    図書館「こわい絵本」コーナーより。世界でいちばん有名なモンスター、ドラキュラ伯爵。婚前の若い娘を狙い、首に噛みついてその血を啜る・・。怪物界のなかでも、スマートでセクシーなイメージがある吸血鬼だけど、この本の挿絵のドラキュラ怖っ。伯爵どころかミイラのような異様さで、生前の罪を悔いずに死んだ者が背負わされる呪いの恐ろしさを、迫力たっぷりに物語る。今読むとホラー風味の冒険譚といった感じだが、面白かった。

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ブラム・ストーカー

1847‐1912。アイルランド、ダブリンで官吏の家に生まれる。ダブリン大学トリニティ・コレッジを卒業すると、官吏として勤めながら劇評や短篇などを執筆。オスカー・ワイルドの元恋人と結婚した後、劇場のマネージャーとなる。短篇集や紀行を出版後、1897年に『ドラキュラ』を出版。彼の死後、1927年にハン

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