ブラウンフェルス:協奏交響曲、弦楽四重奏曲(弦楽合奏版)
ヨーロッパを中心に作品の復興が盛んに行われているヴァルター・ブラウンフェルス。ユダヤの血をひいていたため大戦中はナチス・ドイツに翻弄されながらも戦後公職に復帰、荒廃したドイツ音楽界の立て直しを図った功績が高く評価されています。歌劇や宗教作品が知られていますが、室内楽作品も何曲か作曲しており、cpoレーベルからは弦楽四重奏曲第1番、第2番がリリースされ、すでに高い評価を受けています。
このアルバムに収録されているのは、ブラウンフェルスの弟子の作曲家フリスホス・ハースが弦楽合奏版に拡大した弦楽四重奏曲と、比較的楽器編成の大きい協奏交響曲の2曲。後期ロマン派の流れを汲む濃厚な響きが魅力的です。(輸入元情報)
【収録情報】
ブラウンフェルス:
1. 弦楽四重奏曲嬰ヘ短調 Op.63a(F.ハース編、弦楽合奏版)
2. ヴァイオリン、ヴィオラ、2本のホルンと弦楽合奏のための協奏交響曲 Op.68
ヘンリー・ラウダレス(ヴァイオリン)
ノルベルト・メルクル(ヴィオラ)
カール・ライトメイヤー(ホルン)
マルク・オスタータグ(ホルン)
ミュンヘン放送管弦楽団
ウルフ・シルマー(指揮)
録音時期:2007年1月16-19日、2009年11月12-14日
録音場所:ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音