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ISBN 10 : 4763406620
Content Description
日本の法科大学院のモデルになったアメリカ・ロースクールの惨状。高騰する授業料、ロースクール生の抱える高額の借金、法律家としての就職率の低下、ロースクールへの志願者の減少、格付け競争のもたらした虚偽の数字操作…。ここ数年の間に暴露されつつあるアメリカ・ロースクールの危機的状況を、ロースクール学長を務めた著者が、自らの体験を踏まえて怒りを持って告発!日本の法科大学院、法曹関係者必読の書。
目次 : 第1部 自主統制への衝動(アメリカ司法省、アメリカ法曹協会を訴える/ なぜロースクールは3年なのか/ 教員がアメリカ法曹協会認証基準の変更に戦いを挑む)/ 第2部 ロースクール教授について(講義の負担を減らすが、給料は上げる/ 研究の追求のコストと結果/ 教授が増え、予算も増える)/ 第3部 USニュースの格付け(ランク付けの威力と弊害/ 法律学界における有害な進展)/ 第4部 壊れた経済モデル(授業料高騰と借金の増大/ 授業料急上昇のわけ/ ロースクールのコストパフォーマンス/ 学生への警告/ ロースクールへの警告/ 前進への道)
【著者紹介】
ブライアン・タマナハ : ワシントン大学ロースクール、ウィリアム・ガーディナー・ハモンド記念法学教授。オレゴン大学卒業、ボストン大学法務博士課程修了。ハーバード大学法学博士課程修了。法学博士(ハーバード大学)
樋口和彦 : 東北大学法学部卒業、IUPUIインディアナポリス校ロースクール修士課程修了。弁護士
大河原眞美 : 高崎経済大学地域政策学部教授。地域政策学部長、地域政策研究科長を経て、2013年4月より図書館長。上智大学外国語学部英語学科卒業、ウィスコンシン大学マディソン校文学修士(英語言語学)。シドニー大学文学博士(法言語学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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