ブライアン・バターワース

Individuals/organizations Page

Books

魚は数をかぞえられるのか? 生きものたちが教えてくれる「数学脳」の仕組みと進化

ブライアン・バターワース

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065279816
ISBN 10 : 406527981X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ライオンは敵をかぞえて戦略を立てセミは7年周期を把握しカエルは婚活のために5回鳴いていた!数学を中心に神経科学、文化人類学、生物学と、学問分野を超えて生物がもつ数的能力に迫る。

目次 : 第1章 数とは宇宙の言語である/ 第2章 人間は数をかぞえられるか?/ 第3章 骨と石と最古の数詞/ 第4章 サルは計算できるのか?―類人猿とサル/ 第5章 ライオンとクジラのかぞえ方は?―哺乳類/ 第6章 鳥は動物界の計算チャンピオン―鳥類/ 第7章 カエルの婚活は数が決め手―両生類と爬虫類/ 第8章 デキる魚は最多数の群れに加わる―魚類/ 第9章 ゼロを知るハチ・足し算するアリ―無脊椎動物/ 第10章 あらゆる生きものは数をかぞえる

【著者紹介】
ブライアン・バターワース : ロンドン大学認知神経科学研究所名誉教授。世界各国の研究者と共同で、神経心理学および数学能力の遺伝についての研究を行っている。生物の数学的認知能力については、さまざまな動物と人間を包括したアプローチを試みている。また、ディスレクシア(失読症)の研究でも知られる。ブリティッシュ・アカデミー(イギリス学士院)フェロー

長澤あかね : 奈良県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。広告会社に勤務したのち、通訳を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • まえぞう

    魚だけでなく霊長類から昆虫のような無脊椎動物まで、数を認識しているかに様々な実験を通して迫ります。認識したひとつひとつを積み上げていくアキュミュレイターがどの種にも備わっているのはなんとなく想像できますが、何を積み上げていくのかをチェックするセレクターの存在が今一イメージできません。あと、様々な実験に何らかの予期しないバイアスが紛れ込んでいないかどうかはどうチェックするのでしょうかね?

  • 月をみるもの

    アナログな量での認識や、4くらいまでのデジタルな数の認識は生きるために必須の情報処理として、かなり原始的な生物も行っている。数学が反映しているのは世界の構造なのか、それとも脳の構造なのか。

  • 美東

    各章の頁数を数えてみる。第1章 数とは宇宙の言語である34頁、第2章 人間は数をかぞえられるか?54頁、第3章 骨と石と最古の数詞39頁、第4章 サルは計算できるのか?―類人猿とサル41頁、第5章 ライオンとクジラのかぞえ方は?―哺乳類19頁、第6章 鳥は動物界の計算チャンピオン―鳥類29頁、第7章 カエルの婚活は数が決め手―両生類と爬虫類17頁、第8章 デキる魚は最多数の群れに加わる―魚類23頁、第9章 ゼロを知るハチ・足し算するアリ―無脊椎動物46頁、第10章 あらゆる生きものは数をかぞえる40頁

  • 魚京童!

    数はイメージなのだろうか。指の個数なのだろうか。それとも概念的な何かなのだろうか。積み上げてきたから、数を数えられるし、頭の中に指があるから、いくらでも数えられる。それを割ったりするのが苦手なのはイメージの世界が指だからだろうか。四角だったり、色だったり、認識の仕方はいろいろあるのに、私は指でしか数えられない。数とはなんだろうか。大きさとは異なるのだろうか。私は世界をどう鰊記しているのだろうか。世界は42でしかないのに、こんなところで何をしているのだろうか。

  • bapaksejahtera

    4以上の数がない文化を下級だと認識するのは誤解に過ぎない。6千と6万の差が意味のない社会にとっては、4という数は「マリの首都はバマコ」と等しい些細な意味記憶に過ぎない。豪州原住民の子供は、知能検査次第では都市の子供を上回ったという話題から本書は始まり、数を数えるという算数能力の色々を、ヒトから進化を遡り昆虫迄、多彩な実験結果を以て説明する。数えは、進化の初期から脳内ニューロンに存在する累算システムによる。昆虫や鳥類等は、類人猿に近い能力を示す。鳥類が3次元座標を用い帰巣するシステム等も紹介され頗る興味深い

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items