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隠れていた宇宙 上 数理を楽しむ

Brian Greene

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150503895
ISBN 10 : 4150503893
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

どこかにこの宇宙と似たような別の宇宙があって、そこには別のあなたがいる。以前ならSFの設定としか受け取られなかったこの事態は、現実のものであるかもしれない。なぜなら近年、宇宙や物質の成り立ちを探求する最先端では随所に、この宇宙が唯一の宇宙ではないことを物語る「多宇宙」理論が顔を出すからだ…『エレガントな宇宙』でお馴染み、読ませるポピュラー・サイエンスの第一人者B・グリーン待望の初文庫化。

目次 : 第1章 現実の境界―並行宇宙について/ 第2章 終わりのないドッペルゲンガー―パッチワークキルト多宇宙/ 第3章 永遠と無限―インフレーション多宇宙/ 第4章 自然法則の統一―ひも理論への道/ 第5章 近所をうろつく宇宙―ブレーン多宇宙とサイクリック多宇宙/ 第6章 古い定数についての新しい考え―ランドスケープ多宇宙

【著者紹介】
ブライアン・グリーン (理論物理学) : 物理学者・超ひも理論研究者。ハーヴァード大学を卒業後、オックスフォード大学で博士号取得。現在コロンビア大学物理学・数学教授。研究の第一線で活躍しながら一般・専門向けの講演をひろくこなす、最先端物理を普通の言葉をもちいてわかりやすく解説することのできる数少ない物理学者のひとり

竹内薫 : 1960年東京生。科学作家。1983年東京大学教養学部教養学科、1985年同理学部物理学科卒。マギル大学(カナダ)哲学科・物理学科修士課程を経て、1992年博士課程修了。Ph.D(高エネルギー物理学専攻)。一般読者にもわかりやすく手に取りやすい先端科学の解説本には定評があり、近年ではテレビやラジオでも科学解説者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • SOHSA

    《図書館本》基礎知識に乏しい私にとってはかなり難解、それでも読み手にイメージしやすいように平易に表現しようとする作者の努力、気遣いがそこここに見てとれる。多くの多宇宙論の中でどれがベストであるのかは判断しようもないが、いずれにせよ多宇宙の存在が必然的であるのは興味深い。しかし、此処までくるともはや宇宙物理学は、哲学的、形而上学的ですらある。「これは科学なのだろうか?」上巻の終わりの一文がいみじくも印象的だ。

  • inami

    ★ 3.5 宇宙にとても興味を持っていた10年ほど前、著者の『エレガントな宇宙』を読んだ・・もちろん内容はほとんど覚えていないが(笑)、当時知りたかった「ひも理論」などについて書かれていたことを思い出した。本書は「そもそも宇宙とは何なの?」ということで・・われわれの宇宙は多宇宙の一部であることを、現代の科学的研究から自然な流れで感じとってほしいという・・一般相対性理論、インフレーション理論、量子論、ひも理論など、避けて通れない世界がてんこ盛り。多宇宙を感じとれるところまでは・・なかなかどっこいですね 笑 

  • posh

    難しかった。調べながらだから時間も費やした。下巻に行く前にもっと勉強しないといけない。も少し簡単なのを読む。ニュートン(ちょうど特集)も読まないと。でも軽く下巻、読んでおいてまた上下通じて再読するか、悩み中。

  • ばんだねいっぺい

    「時間の終わりまで」のサブテキストとして読書。改めて、アインシュタインって、すごい。ザーザーというあれは、ロマン溢れる音だった。

  • to boy

    我々の宇宙とは別の宇宙が無数に存在するという多宇宙論。量子力学からひも理論に移るあたりから難解になってきます。実験で検証できないというのがひも理論の弱みですね。10次元の世界ってどうやって検証するんだろう。いろいろとこねくり回して間違った方向に進んでしまっているようにも感じました。

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