ブコフスキ:協奏的作品集
存命時にはその作曲、教育活動の貢献度の高さから20世紀のポーランドにおける最も重要な音楽家の1人として認識されていたものの、没後約30年が経過した現在ではその音楽や功績が忘れられてきてしまっているリシャルト・ブコフスキ。その作曲家としての功績、作品の再発見を目的とした再評価の一環として製作されたのは、晩年の『ピアノ協奏曲第2番』『3つの夜想曲』を含む4曲の協奏的作品集。
ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番と同じくトランペット・ソロが重要や役割を担う『三重協奏曲』など、新古典派主義的、12音技法、そして前衛的な手法などが用いられ、その多彩な作曲技法が駆使された作品はいずれも高い完成度を誇ります。(輸入元情報)
【収録情報】
ブコフスキ:
● ピアノとオーケストラのための『3つの夜想曲』
● ピアノ、弦楽オーケストラと打楽器のためのコンチェルティーノ
● ピアノ協奏曲第2番
● トランペット、ティンパニ、ピアノとオーケストラのための三重協奏曲
マリア・マグダレーナ・ヤノフスカ=ブコフスカ(ピアノ)
トマシュ・ボズニアク(トランペット)
ピオトル・ロバク(ティンパニ)
キェルツェ交響楽団
ヤチェク・ロガラ(指揮)
録音時期:2020年7月6-9日、9月21-25日
録音場所:ポーランド、キェルツェ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)