フレドリック・ブラウン

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不吉なことは何も 創元推理文庫

フレドリック・ブラウン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488146245
ISBN 10 : 4488146244
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ふたりの探偵の目前にいて、しかも彼らの目に留まらなかった姿なき殺人者とは?首輪に「われこそは殺されし男の犬なり」というメモが挟まれていた、毛むくじゃらの犬の秘密とは?奇抜な発想と意外な結末が光る短編10作と、殺人で終身刑になった男の無実を証明すべく奮闘する刑事を描いた名作中編「踊るサンドイッチ」を収録。巨匠の筆が冴え渡る『復讐の女神』改題新訳版!

【著者紹介】
フレドリック・ブラウン : 1906年アメリカ生まれ。新聞社、雑誌社などに勤務のかたわら、執筆を開始。1947年刊行の『シカゴ・ブルース』で、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀新人賞を受賞。多くのミステリ、SF、ファンタジーを発表した。奇抜な着想と軽妙な話術で描くショートショートの名手。1972年没

越前敏弥 : 1961年生まれ、東京大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    ブラウンの新訳のミステリー的な作品集の2作目です。10の短篇と一つの中編が収められていますが、やはり短篇の方が楽しめました。最後のおちがあっと言わせてくれるものが多いので飽きません。保険販売員の人物がいくつか出てくるものがあります。私が印象に残ったのは、最初の「毛むくじゃらの犬」と「さまよえる少年」です。

  • くさてる

    ミステリ短編集。フレドリック・ブラウンらしい奇想と皮肉な展開のものが多く楽しめた。個人的なお気に入りは、とても仕事熱心な保険屋さんの活躍がなぜか大きな事件を解決していく連作でした。

  • ニミッツクラス

    21年(令和3年)の税抜1000円の創元推理文庫(緑背M)初版。同社64年文庫「復讐の女神」(猫マーク)の改題新訳新装版で、10短編と1中編を収録。軽妙な捻りと意外なオチのブラウンの短編はSFも推理サスペンスも毎度唸らされる。刑事コロンボの脚本で有名なレヴィンソン&リンクのノンシリーズ短編集などは同分野として大いに影響を受けていると思う。ファランクス保険の外交員ヘンリー・スミス物が2編ある。「さまよえる少年」は婆さん無双で亀の甲より年の功。表題作も良いが中編「踊るサンドイッチ」は尚一層良い。★★★★☆☆

  • Ayah Book

    ミステリ短編集。どれも面白く気に入りました。特に保険外交員のスミスさんがデキる奴過ぎてかわいかった。他の作品もあるらしいので読んでみたい。後は中編の「踊るサンドイッチ」がやはり良かった。ネオンサインのトリックも良いし、心が暖かくなるようなラストが秀逸だ。「不吉なことは何も」のような皮肉な話もあるが、全体的に微笑ましく読後感がいい短編集だった。

  • Kano Ts

    フレドリック・ブラウンはやはり素晴らしい!短編はアイデアと起承転結のキレが最高。ラストの中編も良かった。読みたかったブラウン節を堪能することができて嬉しい。「よいナイトに、よいナイトを」「不吉なことは何も」が特に好み

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